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大人のプレオルソの記事一覧

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朝起きると顎が痛い・疲れているのはなぜ?歯ぎしり・食いしばりとの関係

「朝起きると顎が疲れている」 「寝起きに頬やこめかみがだるい」 「朝だけ口が開けにくい」 「寝ている間に食いしばっているのでは?」 このような症状があると、 「夜中に歯ぎしりをしているからでは?」 と考える方は多いと思います。 実際、睡眠時の歯ぎしり・食いしばり(睡眠時ブラキシズム)が、顎の筋肉や歯にかかる負担と関係しているケースはあります。 しかし、 朝の顎の痛み・疲れ=必ず歯ぎしり ではありません。 顎の痛みには、 など、複数の可能性があります。 大切なのは、 「マウスピースを入れればいい」と最初から決めるのではなく、どこが痛いのか、いつ痛いのか、何が起きているのかを確認することです。 この記事では、朝起きたときの顎の痛みや疲れについて、歯ぎしり・食いしばりとの関係、顎関節症との違い、受診の目安、マウスピースや大人のプレオルソの役割まで歯科医師が解説します。 ▶ 大人のプレオルソ|プレオルソ ユーティリティ 朝起きると顎が痛いのはなぜ? 顎を動かしているのは、顎関節だけではありません。 食べる。 話す。 飲み込む。 歯を噛み合わせる。 こうした動作では、顎関節とともに咀嚼筋が働いています。 代表的なのが、 などです。 睡眠中や日中にこれらの筋肉が長時間活動していると、朝起きたときに、 「顎が重い」 「頬が疲れている」 「こめかみが張っている」 と感じることがあります。 ただし、顎の痛みは筋肉だけでなく、顎関節そのものから生じている場合もあります。 「顎が痛い」と「顎が疲れる」は少し違う 患者さんが「顎が痛い」と表現していても、実際の症状はさまざまです。 例えば、 頬がだるい・張っている 咬筋など、咀嚼筋の疲労や痛みが関係している可能性があります。 こめかみが重い 側頭筋などの筋活動が関係する場合があります。 耳の前あたりが痛い 顎関節周囲の症状である可能性があります。 口を開けると痛い 筋肉または顎関節の問題などを考えます。 朝だけ口を開けにくい 睡眠中の筋活動、顎関節、その他の要因を含めて評価します。 このように、痛む場所と動作によって考えるべきものが異なります。 顎関節症(TMD)とは? 「顎が痛い=顎関節症」と思われることがありますが、顎関節症は一つの病気の名前ではありません。 英語では、 Temporomandibular Disorders(TMDs) と呼ばれます。 顎関節だけではなく、 […]

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歯ぎしり・食いしばり用マウスピースとは?ナイトガードとの違いを解説

「歯ぎしりがあるのでマウスピースを作ったほうがいいと言われた」 「ナイトガードとマウスピースは何が違うの?」 「市販のマウスピースでも歯を守れる?」 「大人のプレオルソは普通のナイトガードと何が違う?」 歯ぎしりや食いしばりの相談をすると、よく出てくるのが マウスピース ナイトガード 咬合スプリント という言葉です。 これらは日常会話では同じような意味で使われることがありますが、厳密には「何のために作る装置なのか」「どのような設計なのか」によって役割が異なります。 また、 マウスピースを入れれば歯ぎしりそのものが治る という理解も正確ではありません。 歯ぎしり・食いしばり用の装置では、 といった目的で使用することがあります。 この記事では、ナイトガード・咬合スプリント・市販マウスピース・大人のプレオルソの違いを、歯科医師が整理して解説します。 ▶ 大人のプレオルソ|プレオルソ ユーティリティ まず結論|「ナイトガード」と「マウスピース」は完全に別物ではありません 「ナイトガード」と「マウスピース」は、必ずしも医学的に明確に二分される名称ではありません。 一般的には、 マウスピース という言葉が口の中に装着する装置全般を広く指し、 ナイトガード は主に睡眠中の歯ぎしり・食いしばりから歯や修復物を守るために使用する装置を指して使われています。 歯科では、 咬合スプリント(Occlusal Splint) という言葉もよく使います。 したがって、 「マウスピースかナイトガードか」 という名前だけで比べるより、 何を目的として、どのような設計で作られた装置なのか を見ることが重要です。 ナイトガードとは? ナイトガードは、主に就寝時に装着する歯科用の口腔内装置です。 歯ぎしりや食いしばりによって上下の歯が直接強く接触することを避け、 などに加わる力を管理する目的で使用されます。 ただし、 ナイトガードを装着すれば睡眠時ブラキシズムそのものが必ず止まるわけではありません。 これは非常に大切なポイントです。 咬合スプリントとは? 「咬合スプリント」は、歯科で使用される口腔内装置の総称の一つです。 設計によって、 など、目的が変わります。 つまり、 咬合スプリント=歯ぎしりを止める装置 ではありません。 同じ「スプリント」でも、患者さんの状態や治療目的によって設計が異なります。 歯ぎしり用マウスピースを使う一番の目的は? 多くの場合、一番わかりやすい目的は、 歯や修復物を機械的な負担から守ること です。 例えば、睡眠中に強い歯ぎしりをしている方では、上下の歯が繰り返し接触します。 […]

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食いしばりがひどいのはなぜ?無意識に歯を噛みしめる原因と歯への影響

「仕事中、気づくと歯を強く噛みしめている」 「パソコンやスマートフォンを見ていると顎に力が入る」 「集中していると、上下の歯がずっと接触している」 「夕方になると顎やこめかみが疲れる」 このような状態は、**覚醒時ブラキシズム(Awake Bruxism)**と関連している可能性があります。 「ブラキシズム」というと、寝ている間の歯ぎしりを想像する方が多いと思います。 しかし現在では、 睡眠時ブラキシズム(Sleep Bruxism)覚醒時ブラキシズム(Awake Bruxism) は、分けて考えることが重要とされています。 覚醒時ブラキシズムでは、歯をギリギリ擦るというより、 といった状態がみられます。 そして近年の国際コンセンサスでは、ブラキシズムは単純に「病気」として扱うのではなく、状況によって歯・補綴物・顎・筋肉などへのリスクになり得る咀嚼筋活動として捉えられています。 この記事では、 について歯科医師が解説します。 睡眠中の歯ぎしりや大人のプレオルソについては、こちらもご覧ください。 大人のプレオルソ|プレオルソ ユーティリティ 食いしばりとは? 一般に「食いしばり」と呼ばれる状態には、上下の歯を強く噛み合わせる**clenching(クレンチング)**などが含まれます。 ただし、現在の覚醒時ブラキシズムの定義は、単純な「歯の食いしばり」だけではありません。 2025年に報告された国際コンセンサス更新でも、覚醒時ブラキシズムは、起きている間の などを含む咀嚼筋活動として整理されています。 つまり、 「歯を強く噛んでいるか」だけではなく、「顎周囲の筋肉が不必要に活動し続けていないか」 を見ることが大切です。 普段、上下の歯は接触しているもの? ここは非常に重要です。 食事をしているときや飲み込むときなどを除けば、リラックス時には上下の歯が常に強く接触している必要はありません。 ところが、 などで無意識に上下の歯を接触させている方がいます。 本人にとっては普通になっているため、 「噛みしめていますか?」 と聞いても、 「していません」 と答えることがあります。 しかし実際に確認してみると、 一日の中でかなり頻繁に上下の歯を接触させていた というケースがあります。 覚醒時ブラキシズムは珍しい? 珍しい行動ではありません。 2025年に発表された大規模systematic review・meta-analysisでは、一般集団における自己申告ベースの覚醒時ブラキシズムは約4人に1人にみられ、臨床的評価ではそれより低い割合でした。 一方で、研究によって評価方法が異なるため、単純な有病率だけで判断することには注意が必要です。 重要なのは、 食いしばりがあること自体より、それによって臨床的な問題が起きているか です。 食いしばりはなぜ起こる? 「噛み合わせが悪いから食いしばる」 と思われることがあります。 しかし現在の考え方では、覚醒時ブラキシズムを噛み合わせだけで説明することはできません。 複数の要因が関係している可能性があります。 ストレスと食いしばりは関係する? […]

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寝ている間の歯ぎしりはなぜ起こる?歯がすり減る・欠ける原因と対策

「家族から寝ている間に歯ぎしりをしていると言われた」 「最近、歯がすり減ってきた気がする」 「朝起きると顎やこめかみが疲れている」 「セラミックが欠けたり、詰め物が壊れたりすることがある」 このような症状がある場合、**睡眠時ブラキシズム(Sleep Bruxism)**が関係している可能性があります。 一般には「寝ている間の歯ぎしり」と呼ばれますが、実際には歯をギリギリこする動きだけではありません。 睡眠中に強く噛みしめるタイプもあります。 また、近年の国際的な考え方では、ブラキシズムは健康な人においてそれ自体を直ちに「病気」とみなすのではなく、状況によって歯や補綴物、顎などへのリスクになり得る咀嚼筋活動として捉えられています。 大切なのは、 歯ぎしりをしているかどうかだけではなく、それによって実際に何が起きているか を見ることです。 東京・赤坂のPreBeau Oral Careでは、歯が壊れてから修復するだけではなく、強い力から今ある歯やセラミック、インプラントを守るという予防的な視点を重視しています。 大人のプレオルソ(プレオルソ ユーティリティ)についてはこちらをご覧ください。 大人のプレオルソ|プレオルソ ユーティリティhttps://prebeau-oc.com/treatment/preortho-adult/ 睡眠時ブラキシズムとは? 睡眠時ブラキシズムは、睡眠中に起こる咀嚼筋の活動です。 国際コンセンサスでは、睡眠中に生じるリズミカルまたは非リズミカルな咀嚼筋活動として定義されています。 一般的には、 といった形で現れます。 ここで重要なのは、「音がするかどうか」だけで判断しないことです。 歯ぎしりというと、 「ギリギリ、ギシギシ」 という大きな音を想像する方が多いと思います。 しかし、音をほとんど出さずに強く噛みしめている場合もあります。 そのため、 家族から歯ぎしりを指摘されていない=睡眠中に強い咬合力がかかっていない とは限りません。 「歯ぎしり」と「食いしばり」は同じ? 似ていますが、少し違います。 一般に「歯ぎしり」という言葉は、上下の歯を擦り合わせるグラインディングをイメージします。 一方、「食いしばり」は、歯を大きく動かさずに強く噛みしめるクレンチングを指すことがあります。 ただし、実際のブラキシズムでは両方がみられることもあります。 また、ブラキシズムは睡眠中だけではありません。 起きているときに無意識に歯を接触させたり、顎に力を入れたりするものは、 覚醒時ブラキシズム(Awake Bruxism) と呼ばれます。 睡眠時ブラキシズムと覚醒時ブラキシズムは、現在では別の行動として評価することが推奨されています。 なぜ寝ている間に歯ぎしりをするの? 「噛み合わせが悪いから歯ぎしりをする」 と思われることがあります。 しかし、現在の研究では、睡眠時ブラキシズムを単純に歯並びや噛み合わせだけで説明することはできません。 睡眠時ブラキシズムは、より複雑な生理学的メカニズムによって調節されていると考えられています。 睡眠中には、脳や自律神経、心拍、呼吸、筋活動などが一定のままではなく変化しています。 睡眠時ブラキシズムの多くのエピソードも、睡眠中の一時的な覚醒反応などと関連して生じることが知られています。 つまり、 「歯の問題だけ」ではなく、睡眠中の身体活動の一部として考える ことが現在の考え方に近いといえます。 ストレスが原因なの? ストレスや心理的要因がブラキシズムと関連する可能性はあります。 […]

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いびきと睡眠時無呼吸は同じ?「ただのいびき」で済ませないほうがよいサイン

「いびきをかく人は、みんな睡眠時無呼吸症候群なの?」 「昔からいびきをかくけれど、特に困っていないから大丈夫?」 「家族から呼吸が止まっていると言われたけれど、ただのいびきでは?」 いびきと睡眠時無呼吸症は、同じものではありません。 いびきをかいていても、睡眠時無呼吸症を認めない人はいます。 一方で、大きないびきが閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA:Obstructive Sleep Apnea)の重要なサインになっていることもあります。 問題は、音を聞いただけでは「単純ないびき」と「睡眠時無呼吸」を完全には区別できないことです。 特に、 といった症状がある場合には、「昔からいびきをかくから」と済ませず、一度睡眠について評価を受けることが大切です。 東京・赤坂のPreBeau Oral Careでは、歯・顎・舌・噛み合わせ・口呼吸・歯ぎしりなど、睡眠と関係する口腔側の状態を確認できます。 ただし、閉塞性睡眠時無呼吸症の診断は歯科だけで行うものではありません。 この記事では、 を整理して解説します。 大人のプレオルソや睡眠中の歯ぎしり・食いしばりについてはこちらをご覧ください。 大人のプレオルソ|プレオルソ ユーティリティ まず結論|「いびき」と「睡眠時無呼吸」は同じではありません いびきは、睡眠中に狭くなった上気道を空気が通過するとき、軟口蓋や舌、咽頭周囲などの組織が振動することで生じる音です。 つまり「いびき」は一つの現象です。 一方、閉塞性睡眠時無呼吸症は、睡眠中に上気道が繰り返し狭窄または閉塞し、無呼吸や低呼吸が生じる睡眠関連呼吸障害です。 したがって、 いびき=睡眠時無呼吸 ではありません。 ただし、 睡眠時無呼吸の人に大きないびきがみられることは多い ため、両者には強い関連があります。 「ただのいびき」は医学的にはどう考える? 睡眠時無呼吸などの明らかな睡眠関連呼吸障害を伴わないいびきは、一般に 原発性いびき(Primary Snoring) または 単純いびき(Simple Snoring) などと呼ばれます。 つまり、 「いびきをかいているけれど、OSAではない」 という状態は実際にあります。 ただし、原発性いびきと診断するためには、 睡眠時無呼吸などが存在しないことを適切に確認する必要があります。 単に、 「昼間眠くない」 「昔からいびきをかく」 「自分では苦しくない」 という理由だけで「ただのいびき」と判断することはできません。 なぜ自分では睡眠時無呼吸に気づきにくい? 睡眠時無呼吸の難しいところは、症状の多くが本人が寝ている間に起こることです。 例えば、 といったことが起きても、本人には記憶がないことがあります。 そのため、 「自分では何も感じない」 ことは、OSAがない証拠にはなりません。 […]

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いびき用マウスピースとは?市販品・歯科の口腔内装置・プレオルソの違い

「いびき用マウスピースをネットで見つけたけれど、本当に使って大丈夫?」 「歯医者で作るマウスピースとは何が違う?」 「大人のプレオルソはいびき用マウスピースなの?」 いびき対策として「マウスピース」を検索すると、さまざまな商品や治療法が出てきます。 しかし、見た目が似ていても、 は、目的も設計も同じではありません。 特に重要なのは、毎晩大きないびきをかく方の中に、閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA:Obstructive Sleep Apnea)が隠れている可能性があることです。 そのため、 「いびきを止めたいから、とりあえずマウスピースを買う」 という順番ではなく、まず自分のいびきがどのような状態なのかを考える必要があります。 この記事では、市販品と歯科で作る口腔内装置の違い、OSA用マウスピースの役割、一般的なナイトガード、そして大人のプレオルソとの違いを歯科医師が整理して解説します。 大人のプレオルソ|プレオルソ ユーティリティについて そもそも「いびき用マウスピース」とは? 一般に「いびき用マウスピース」と呼ばれているものには、いくつかの種類があります。 代表的なのが、睡眠中に下顎を通常より前方へ保持するタイプです。 下顎が前方へ移動すると、舌やその周囲の組織も前方へ移動しやすくなり、睡眠中の上気道を確保しやすくなります。 睡眠医学では、このような装置は、 Mandibular Advancement Device(MAD) Mandibular Advancement Splint(MAS) などと呼ばれます。 日本語では「下顎前方移動型口腔内装置」などと表現されます。 ただし、市販されている「いびき防止マウスピース」がすべて医学的なOSA用口腔内装置と同じ設計・管理方法というわけではありません。 市販のいびき用マウスピースとは? インターネットやドラッグストアなどでは、自分で装着するタイプのいびき対策用マウスピースが販売されています。 代表的なのは、 などです。 いわゆるboil-and-bite(ボイル・アンド・バイト)型も、このカテゴリーに含まれます。 価格が比較的安く、すぐ試せることは市販品の特徴です。 一方で、患者さん一人ひとりの、 まで詳細に評価して作られているわけではありません。 市販品でいびきが減れば問題ない? ここは慎重に考える必要があります。 マウスピースを装着して家族から、 「いびきが静かになった」 と言われることはあるかもしれません。 しかし、 いびきの音が減ったことと、睡眠中の無呼吸や低呼吸が十分改善したことは同じではありません。 閉塞性睡眠時無呼吸症では、 などが問題になります。 いびきの音だけでは、これらが正常化したかどうかは判断できません。 特に、 という場合には、市販のマウスピースだけで自己判断せず、睡眠時無呼吸症について医療機関で相談することが重要です。 歯科で作るOSA用口腔内装置とは? 閉塞性睡眠時無呼吸症に対して歯科が関わる代表的な治療が、**口腔内装置療法(Oral Appliance Therapy)**です。 特に用いられるのが、下顎を前方へ保持するタイプの装置です。 市販品との大きな違いは、 […]

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睡眠時無呼吸症候群は歯科で治療できる?CPAP・口腔内装置と歯科の役割

「睡眠時無呼吸症候群は歯医者でも治療できる?」 「CPAPではなくマウスピースで治療できない?」 「いびきがひどいので、歯科でマウスピースを作ればいい?」 このような疑問を持つ方は少なくありません。 結論からいうと、閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA)の診断は、歯科だけで完結するものではありません。 一方で、医療機関でOSAと診断された患者さんの中には、治療選択肢の一つとして**歯科で作製・調整する口腔内装置(Oral Appliance)**が適応になる場合があります。 つまり、 医科で診断する役割と、歯科が口腔内装置を管理する役割を分けて考える ことが大切です。 東京・赤坂のPreBeau Oral Careでも、睡眠中のいびき、歯ぎしり、食いしばり、舌や顎、噛み合わせなどについて歯科的な評価を行うことはできますが、睡眠時無呼吸症が疑われる場合には、必要に応じて睡眠医療を扱う医療機関での評価をおすすめします。 大人のプレオルソについてはこちらをご覧ください。 大人のプレオルソ|プレオルソ ユーティリティ 睡眠時無呼吸症候群を歯科だけで診断することはできる? 基本的にはできません。 閉塞性睡眠時無呼吸症の診断には、 などを総合的に評価する必要があります。 代表的な検査には、 PSG(終夜睡眠ポリグラフ検査) や、症例によって使用される HSAT(在宅睡眠時無呼吸検査) があります。 したがって、歯科医院で、 「いびきをかいていますね」 「顎が小さいですね」 「舌が大きいですね」 という所見があっただけでOSAと診断することはできません。 一方で、歯科診療中にOSAの可能性に気づき、適切な医療機関への受診につなげることは歯科の重要な役割の一つです。 歯科では睡眠時無呼吸の何を確認する? 歯科は、睡眠呼吸障害と関連する口腔・顎顔面領域を日常的に診察しています。 例えば、 です。 特にOSAに対する口腔内装置を使用する場合には、歯や歯周組織、顎関節、噛み合わせの状態を確認することが重要になります。 睡眠時無呼吸症候群の代表的な治療「CPAP」とは? OSAの代表的な治療法の一つが、 CPAP(Continuous Positive Airway Pressure:持続陽圧呼吸療法) です。 睡眠中に鼻や口にマスクを装着し、機械から一定の圧力で空気を送り込むことで、上気道が閉塞するのを防ぎます。 CPAPは、特に中等症から重症のOSAを含め、睡眠時無呼吸症の治療で広く使用されています。 多くの研究では、無呼吸低呼吸指数(AHI)を低下させる能力について、CPAPは口腔内装置より強い効果を示す傾向があります。 しかし、実際の治療では、 「効果があるか」 だけではなく、 毎晩継続して使用できるか も重要です。 CPAPが合わない人もいる? います。 CPAPは有効な治療ですが、 などの理由で、継続が難しい方もいます。 […]

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寝ているときに呼吸が止まると言われたら?睡眠時無呼吸症候群のサインと受診先

「寝ている間に呼吸が止まっているよ、と家族に言われた」 「大きないびきをかいた後、急に静かになるらしい」 「しっかり寝たはずなのに、昼間に強い眠気がある」 このような場合、単なるいびきではなく、**閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA:Obstructive Sleep Apnea)**が隠れている可能性があります。 睡眠時無呼吸症は、睡眠中に上気道が繰り返し狭くなったり閉塞したりすることで、呼吸が弱くなったり、一時的に止まったりする睡眠関連呼吸障害です。 大切なのは、 「いびきがあるから睡眠時無呼吸」でもなければ、「いびきがないから大丈夫」でもない ということです。 睡眠中の呼吸状態は本人には分かりにくいため、家族やパートナーからの「呼吸が止まっている」という指摘が、受診のきっかけになることも少なくありません。 東京・赤坂のPreBeau Oral Careでは、歯、噛み合わせ、舌、顎、口呼吸など、睡眠と関連する口腔側の要素を確認することができます。 ただし、睡眠時無呼吸症の診断は歯科用マウスピースを作る前に、適切な睡眠医学的評価を受けることが重要です。 この記事では、 を分かりやすく解説します。 大人のプレオルソや睡眠中の歯ぎしり・食いしばりについては、こちらもご覧ください。 大人のプレオルソ|プレオルソ ユーティリティについて 寝ているときに「呼吸が止まる」とは? 健康な人でも、睡眠中の呼吸にはある程度の変化があります。 しかし閉塞性睡眠時無呼吸症では、睡眠中に上気道が狭くなる、あるいは閉塞することで、空気の流れが繰り返し低下または停止します。 睡眠中なので、本人がそのたびに 「今、呼吸が止まった」 と自覚することはほとんどありません。 そのため、 「いびきが突然止まる」 「しばらく静かになった後、ガッと大きく息をする」 「苦しそうにあえぐ」 といった様子を、家族やパートナーが先に気づくことがあります。 睡眠時無呼吸症候群の代表的なサイン 閉塞性睡眠時無呼吸症でみられる代表的な症状には、次のようなものがあります。 睡眠中に呼吸が止まる 家族やパートナーから、 「寝ているときに何度も息が止まっている」 と言われる場合は、重要なサインの一つです。 医学的にも**witnessed apnea(目撃された無呼吸)**は、OSAを疑う代表的な症状として扱われています。 大きないびきを繰り返す 習慣的な大きないびきも、OSAでよくみられる症状です。 特に、 大きないびき → 無音になる → あえぐように呼吸を再開する というパターンが繰り返されている場合には注意が必要です。 ただし、いびきをかく人すべてがOSAというわけではありません。 反対に、OSAがあっても、家族がいないなどの理由でいびきを指摘されていない方もいます。 したがって「いびきの有無だけ」で判断することはできません。 睡眠中にむせる・あえぐ 睡眠中に突然、 「ガッ」 「ハッ」 […]

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いびきがひどいのはなぜ?毎晩いびきをかく原因と歯科で相談できること

「家族から毎晩いびきがうるさいと言われる」 「以前よりいびきがひどくなった気がする」 「寝ているときに呼吸が止まっていると言われた」 いびきは珍しいものではありません。 疲れている日やお酒を飲んだ日に一時的にいびきをかくこともあります。 しかし、ほぼ毎晩大きないびきをかく場合には、「ただのいびき」と決めつけないことが大切です。 いびきの背景には、鼻づまり、睡眠中の姿勢、体重、飲酒、舌や軟口蓋など上気道の形態と機能など、さまざまな要因があります。 さらに一部の方では、**閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA:Obstructive Sleep Apnea)**が隠れていることがあります。 東京・赤坂のPreBeau Oral Careでは、歯や噛み合わせだけを見るのではなく、舌、口呼吸、顎、睡眠中の口腔機能まで含めて考えることを大切にしています。 ただし、睡眠時無呼吸症の診断そのものは歯科だけで完結させるものではありません。 この記事では、 について、歯科医師の立場から整理して解説します。 大人のプレオルソについて先に確認したい方はこちらをご覧ください。 大人のプレオルソ|プレオルソ ユーティリティの詳細 そもそも「いびき」はなぜ起こる? いびきは、睡眠中に空気が狭くなった上気道を通過するとき、軟口蓋や舌、咽頭周囲などの軟らかい組織が振動することで生じる音です。 起きているときと比べて、眠っているときには舌や喉の周囲の筋肉が弛緩します。 そのため気道が狭くなりやすくなり、そこを空気が通過すると周囲の組織が振動して「いびき」になります。 つまり、いびきそのものは一つの病名ではありません。 **「睡眠中に上気道が狭くなっていることを示す現象の一つ」**と考えると分かりやすいでしょう。 毎晩いびきをかく主な原因 いびきには一つだけの原因があるわけではありません。 複数の要因が重なっている方も少なくありません。 1.睡眠中に舌や喉の筋肉がゆるむ 睡眠中は全身の筋肉と同じように、舌や咽頭周囲の筋肉も弛緩します。 舌が後方へ移動したり、軟口蓋周囲が狭くなったりすると、上気道を通る空気の流れが乱れ、いびきが生じやすくなります。 特に仰向けで寝たときには、重力の影響によって舌が後方へ移動しやすいため、 「横向きでは静かなのに、仰向けになると急にいびきをかく」 という方もいます。 2.鼻づまり・鼻呼吸のしにくさ 鼻炎、アレルギー、風邪、鼻中隔弯曲などによって鼻から空気を通しにくくなると、睡眠中に口呼吸になりやすくなります。 鼻閉と睡眠呼吸障害の関係を検討した研究でも、鼻腔の通気性は、いびきや軽度の睡眠呼吸障害と関連する可能性が報告されています。 ただし、 「鼻づまりを治せばすべてのいびきや睡眠時無呼吸が治る」 という意味ではありません。 中等度以上の睡眠時無呼吸では、鼻だけでなく舌根部や咽頭など複数の部位が関係していることがあります。 3.体重の増加 体重増加、特に首や上気道周辺への脂肪組織の増加は、気道を狭くする要因になります。 そのため、 「以前はいびきをかかなかったのに、体重が増えてから指摘されるようになった」 というケースもあります。 ただし、睡眠時無呼吸は肥満の方だけに起こる病気ではありません。 痩せている方でも、顎の大きさ、舌の大きさ、上気道の形態などによって起こることがあります。 4.飲酒 就寝前の飲酒はいびきを悪化させることがあります。 アルコールによって上気道を支える筋肉が通常より弛緩しやすくなるためです。 「普段はいびきをかかないのに、お酒を飲んだ日はひどい」 という方は、この影響を受けている可能性があります。 特に睡眠時無呼吸がある方では、飲酒によって睡眠中の呼吸障害が悪化する可能性もあるため注意が必要です。 5.仰向けで寝ている […]

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大人のプレオルソとは?プレオルソ ユーティリティの目的・使い方・適応を歯科医師が解説

「プレオルソは子どもの矯正に使うものでは?」 そう思われる方も多いかもしれません。 一般に「プレオルソ」という名前は小児の機能的マウスピース矯正で知られていますが、大人向けには**「プレオルソ ユーティリティ」**という歯科用の咬合スプリントがあります。 大人のプレオルソは、歯を大きく動かして歯並びを治すための矯正装置とは目的が異なります。 主な目的は、 などです。 東京・赤坂のPreBeau Oral Careでは、「歯を悪くしてから削って治す」のではなく、できるだけ歯を守ることを重視しています。 この記事では、大人のプレオルソ(プレオルソ ユーティリティ)がどのような装置なのか、一般的なナイトガードとの違い、どのような方が対象になるのか、使用する際の注意点まで歯科医師の立場から解説します。 大人のプレオルソについて治療内容から詳しく確認したい方は、先にこちらをご覧ください。 大人のプレオルソ|プレオルソ ユーティリティの詳細 大人のプレオルソ「プレオルソ ユーティリティ」とは? プレオルソ ユーティリティは、患者さんごとの歯列や噛み合わせに合わせて作製する歯科用咬合スプリントです。 小児用プレオルソと名前は似ていますが、「大人の歯並びをプレオルソだけで矯正する」という装置ではありません。 大人の場合、重要になるのはすでにある歯並びそのものだけではなく、 「今ある歯をどう守るか」 「治療したセラミックやインプラントをどう守るか」 「睡眠中の無意識の力から口腔内をどう守るか」 という視点です。 特に歯ぎしりや食いしばりは、本人が気づいていないことも少なくありません。 朝起きると顎が疲れている。 歯がすり減っている。 セラミックが何度も欠ける。 インプラントや奥歯に強い力がかかっている。 こうした場合、単に壊れた部分を修理するだけでなく、なぜそこに強い力が加わっているのかを考えることが重要です。 プレオルソ ユーティリティの主な目的 1.歯ぎしり・食いしばりによる負担から歯を守る 睡眠中の歯ぎしりや食いしばりは、自分自身で意識的に止めることが難しい習慣です。 咬合スプリントには、上下の歯が直接強く接触することによって生じる摩耗や補綴物への負担を管理する役割があります。 ただし、重要なのは、 「マウスピースを入れれば歯ぎしりそのものが治る」とは限らない という点です。 近年の研究でも、咬合スプリントが睡眠時ブラキシズムの筋活動そのものを確実に消失させるとは言えないことが報告されています。 そのため当院では、「歯ぎしりを治す魔法の装置」としてではなく、歯や補綴物を守りながら、必要に応じて噛み合わせ・生活習慣・口腔機能などを総合的に評価するための選択肢の一つとして考えます。 2.セラミックやインプラントなどの補綴物を守る 「せっかく治療したセラミックが何度も欠ける」 「インプラントに強い力がかかっていないか心配」 という方にも、睡眠中の咬合力を評価することは重要です。 プレオルソ ユーティリティのメーカー公式情報でも、歯ぎしり・食いしばりによる補綴物やインプラントへの負担軽減が用途の一つとして示されています。 特にインプラントやセラミック治療では、治療が終了した時点がゴールではありません。 治療した歯をその後どう守るか。 ここまで含めて長期的な口腔管理を考える必要があります。 3.顎関節への負担を考える 朝起きたときに、 と感じる場合、睡眠中の食いしばりや歯ぎしりが関係しているケースがあります。 プレオルソ ユーティリティは、顎関節や咀嚼筋への過剰な負担を考える際にも使用される咬合スプリントです。 […]