ホワイトニングは歯に悪い?歯が弱くなる?安全性と注意点を歯科医師が解説
Last Updated on 4 hours ago by prebeau
「ホワイトニングをすると歯が弱くなる?」
「過酸化水素を使って大丈夫?」
「エナメル質が溶けたり、歯がボロボロになったりしない?」
歯を白くしたいと思っていても、こうした不安からホワイトニングをためらっている方は少なくありません。
結論からいうと、歯科医師の診断のもと、適切な薬剤・濃度・使用時間で行う過酸化物を用いたホワイトニングは、一般的に安全性が確立されている歯科処置の一つです。
一方で、
「ホワイトニング剤なら、どんな濃度でも、どれだけ長時間使っても安全」
という意味ではありません。
ホワイトニング剤の濃度、pH、使用時間、施術回数、歯の状態などによって、エナメル質や歯髄への影響、知覚過敏などは変わります。
この記事では、東京・赤坂のPreBeau Oral Care院長・歯科医師の毛利国安が、
- ホワイトニングで歯が弱くなるのか
- エナメル質への影響
- 歯の神経への影響
- 過酸化水素35%は危険なのか
- 知覚過敏との関係
- 自分で行うホワイトニングの注意点
について、歯科医学の研究をもとにできるだけわかりやすく解説します。
結論:ホワイトニング=歯を削ったり溶かしたりする治療ではありません
まず最も大切な点から説明します。
歯科医院で行う一般的なホワイトニングは、歯を削って白くする治療ではありません。
主に過酸化水素や過酸化尿素などを用いて、歯の内部に存在する色の原因となる有機物に作用し、歯の色調を明るくしていきます。
つまり、
ホワイトニング=歯の表面を削って白くする
という理解は正しくありません。
歯のホワイトニングの作用や安全性については、多くの研究が行われています。
たとえば過酸化物を用いる歯のホワイトニングについて安全性をレビューしたLiらは、適切に使用された場合、過酸化物を用いたホワイトニングは安全で有効であり、代表的な副作用は一時的な知覚過敏と歯肉刺激であるとまとめています。
Li Y. “Safety controversies in tooth bleaching.” Dental Clinics of North America.
ただし、不適切な使用や過剰使用では有害作用が起こり得ることも同じレビューで指摘されています。
ホワイトニングでエナメル質は溶ける?
「ホワイトニングをするとエナメル質が溶ける」という情報をインターネットで目にすることがあります。
しかし、この問題は単純に
「ホワイトニング剤を使う=エナメル質が溶ける」
とは言えません。
ホワイトニングによるエナメル質への影響は、
- 過酸化水素・過酸化尿素の濃度
- ホワイトニング剤のpH
- 使用時間
- 施術回数
- 製品に含まれる成分
- 唾液による再石灰化
- フッ化物などの存在
といった条件によって変わります。
歯科ホワイトニングの化学、濃度、pH、エナメル質への影響についてまとめたレビューでも、濃度だけではなくpHや使用方法を含めて評価することの重要性が指摘されています。
「酸性のホワイトニング剤」は特に注意が必要
ホワイトニング剤について考えるとき、過酸化水素の濃度だけを見る方が多いのですが、もう一つ重要なのがpHです。
歯の表面を構成するエナメル質は、酸性環境の影響を受けます。
そのため、
「過酸化水素○%だから安全」
「低濃度だから必ず安全」
という濃度だけの比較では十分ではありません。
薬剤のpH、使用時間、配合成分などを含めた製品設計全体を見る必要があります。
これは、PreBeau Oral Careで複数のホワイトニング製品を用意している理由の一つでもあります。
ホワイトニングすると歯が薄くなる?
一般的な歯科ホワイトニングは、エナメル質を機械的に削って薄くする処置ではありません。
そのため、
「1回ホワイトニングをするとエナメル質が○mmなくなる」
というような治療ではありません。
ただし、研究室レベルでは、薬剤や条件によってエナメル質の表面粗さや硬さなどに変化が認められる研究もあります。
一方で、過酸化物の種類・濃度・pH・使用条件によっては、明確な悪影響を認めない研究もあります。
たとえば低濃度の過酸化水素製剤について行われた実験研究では、特定の使用条件下でエナメル質や象牙質の表面硬さ、破壊抵抗性などに有意な悪影響を認めませんでした。
ただし、この研究は特定の3%過酸化水素製剤を対象としたin vitro研究であり、すべてのホワイトニング製品にそのまま一般化できるものではありません。
また、著者が製造企業の社員であることも論文上明記されています。
こうした研究条件や利益相反まで含めて情報を見ることが大切です。
「ホワイトニングで歯がボロボロになる」は正しい?
適切な歯科ホワイトニングによって歯が突然「ボロボロになる」と考える必要は通常ありません。
一方で、
- 自己判断で長時間使用する
- 使用頻度を勝手に増やす
- 適応外の薬剤を使用する
- 虫歯や亀裂のある歯に使用する
- 強い知覚過敏があるのに継続する
といった不適切な使い方は避ける必要があります。
過酸化物ホワイトニングの安全性に関するレビューでも、不適切な使用・過剰使用では副作用の可能性が高まることが指摘されています。
Li Y. “Safety controversies in tooth bleaching.”
ホワイトニング剤は歯の神経まで届く?
これは非常に重要なポイントです。
過酸化水素は、エナメル質と象牙質を通過して歯の内部へ拡散する性質があります。
そのため、ホワイトニング剤は歯の表面だけに作用しているわけではありません。
この性質が歯を白くする作用に関係する一方、歯髄への刺激や知覚過敏とも関係していると考えられています。
2024年には、ホワイトニングが歯髄組織へ与える影響についてin vivo研究をまとめたシステマティックレビューが発表されています。
このレビューでは、高濃度の35〜38%過酸化水素を用いた研究の一部で、短期的な歯髄の炎症反応などが報告されています。
特に動物実験では明確な炎症反応が報告されており、人の歯を対象とした研究でも炎症を認めた研究があります。
そのため、
「過酸化水素は歯の神経にはまったく影響しない」
と言い切るのも正確ではありません。
では35%過酸化水素は危険なの?
ここがPreBeau Oral Careのホワイトニングを考えるうえでも重要です。
当院のオフィスホワイトニングでは、オーストラリア発のJola Officeを採用しています。
Jola Officeは、過酸化水素35%の成分と専用パウダーを使用時に混合して使用するシステムです。
「35%」と聞くと、
「そんなに高濃度のものを歯につけて大丈夫?」
と思うかもしれません。
重要なのは、
濃度だけを取り出して安全性を判断しないことです。
歯科医院で使用する高濃度ホワイトニングでは、
- 歯科医師による適応判断
- 歯肉など軟組織の保護
- 指定された使用時間
- 使用回数
- 薬剤のpH
- 歯の状態
- 知覚過敏の有無
などを含めて管理します。
一方、先ほどの2024年のシステマティックレビューでは、高濃度過酸化水素が歯髄に炎症反応を起こし得ることも示されています。
だからこそ、
「高濃度だから危険」でも「歯科用だから絶対安全」でもなく、適切な症例選択と使用方法が大切
というのがより正確な説明です。
PreBeau Oral Careのホワイトニングについては、**東京・赤坂のPreBeau Oral Care|オフィス・ホーム・プレミアムホワイトニング**をご覧ください。
ホワイトニングで神経が死ぬことはある?
通常のホワイトニングを受けたら、すべての歯の神経が死んでしまうようなことを過度に心配する必要はありません。
一方で、先ほど紹介したレビューからも、高濃度過酸化水素によって歯髄に炎症反応が起こる可能性は無視できません。
特に、
- 歯の亀裂
- 大きな虫歯
- 象牙質露出
- 強い知覚過敏
- 歯髄に近い大きな修復物
などがある場合には、健康な歯と同じ条件で考えるべきではありません。
「白くしたい」という希望だけではなく、その歯がホワイトニングを受けられる状態か確認することが重要です。
ホワイトニングで一番多い副作用は?
代表的なのは、
一時的な知覚過敏
と
歯肉など軟組織への刺激
です。
過酸化物を用いたホワイトニングの安全性レビューでも、これらはよく報告される副作用とされています。
ホワイトニング後、
「冷たいものがしみる」
「歯が一瞬ズキッとする」
などの症状が出ることがあります。
詳しくは、**【記事3「ホワイトニングは痛い?しみる原因と対策を歯科医師が解説」】**で解説しています。
「しみる=歯が傷んだ」という意味ではない
ここも誤解されやすいポイントです。
ホワイトニング後に歯がしみると、
「歯の表面が削れたのでは?」
「歯が弱くなったのでは?」
と心配になるかもしれません。
しかし、知覚過敏が生じたことだけを理由に、エナメル質が大きく削れたり壊れたりしたとは判断できません。
ホワイトニングによる知覚過敏は、過酸化物が歯質を通過して歯髄側へ刺激を与えることなどが関係すると考えられています。
ただし、強い痛みが長く続く場合には、
「ホワイトニングだから仕方ない」
と自己判断せず、歯科医師へ相談してください。
歯肉についても注意が必要
ホワイトニング剤は歯だけに作用するわけではありません。
高濃度の過酸化水素が歯肉などの軟組織へ直接付着すると、刺激や一時的な白化などを起こす可能性があります。
そのため、オフィスホワイトニングでは歯肉を保護したうえで薬剤を使用することが重要です。
過酸化水素ホワイトニング製品の安全性に関するレビューでも、高濃度過酸化水素を使用する場合には歯肉保護を行うことが推奨されています。
ホワイトニングを繰り返しすぎても大丈夫?
白さには色戻りがあります。
そのため、
「もっと白くしたい」
「戻ってきたからまたすぐやりたい」
と繰り返したくなる方もいると思います。
しかし、ホワイトニングは多ければ多いほど良いものではありません。
過酸化水素の影響は、
濃度 × 使用時間 × 使用頻度
などを含めて考える必要があります。
過酸化物ホワイトニングの有害作用をまとめたレビューでも、繰り返しの処置によって局所的な影響が累積する可能性が指摘されています。
だからこそ、「色が少し戻ったからすぐ追加」ではなく、歯の状態を見ながら適切な間隔で行うことが大切です。
【関連記事「ホワイトニングはどのくらい持つ?色戻りの原因と白さを長持ちさせる方法」】
ホームホワイトニングなら歯に優しい?
ホームホワイトニングでは、一般的にオフィスホワイトニングより低濃度の薬剤を、より長い期間使用します。
そのため、
「低濃度=絶対安全」
とも言い切れません。
濃度が低くても、自己判断で長時間使用したり、回数を増やしたりすれば、歯への曝露時間が増えます。
大切なのは、
濃度だけではなく、濃度・使用時間・使用頻度をセットで考えること
です。
オフィスとホームの違いについては、【記事2「オフィスホワイトニングとホームホワイトニング、どっちがいい?違いを歯科医師が比較」】で詳しく解説しています。
市販品やセルフホワイトニングは危険?
すべての市販製品やセルフホワイトニングが危険という意味ではありません。
一方で、歯科医院でのホワイトニングとの大きな違いは、最初に歯の診断を受けずに使用できるケースがあることです。
2024年に発表された市販ホワイトニング製品についてのシステマティックレビュー・ネットワークメタ解析でも、市販製品には短期的なホワイトニング効果が認められる一方、専門家の管理なしに行うことによるリスクについて患者への説明が必要とされています。
特に、
- 虫歯がある
- 歯に亀裂がある
- 歯肉が下がっている
- 強い知覚過敏がある
- 被せ物・詰め物が多い
という場合には、一度歯科医師に確認してもらうことをおすすめします。
【関連記事「歯医者のホワイトニングとセルフホワイトニングは何が違う?本当に白くなる方法を比較」】
被せ物や詰め物もホワイトニングして大丈夫?
天然歯と、セラミックやコンポジットレジンなどの人工材料は同じではありません。
一般的なホワイトニングで天然歯の色が変化しても、既存の被せ物・詰め物が同じように白くなるとは限りません。
その結果、
「天然歯だけ白くなって、前歯の被せ物との色が合わなくなった」
ということが起きる場合があります。
またホワイトニング後に接着処置を行う場合、接着強度への影響を考慮してタイミングを検討する場合があります。
したがって、前歯に修復物が多い方は、ホワイトニング単独ではなく最終的な色合わせまで含めて計画することが重要です。
【関連記事「ホワイトニングしても白くならない歯がある?原因と対処法を歯科医師が解説」】
ホワイトスポットがある歯の場合は?
ホワイトスポットとは、歯の表面に見られる白い斑点です。
ホワイトニングを行ったことで新しくホワイトスポットができたように見える場合でも、実際にはもともと存在していた白斑が、一時的な脱水や周囲の色調変化によって目立っていることがあります。
PreBeau Oral Careでは、ホワイトニングに加えて**削らないホワイトスポット治療「Icon(アイコン)」**にも対応しています。
そのため、白い斑点がある方については、
「ホワイトニングするかどうか」だけではなく、最終的に歯全体の色調をどう整えるか
まで考えた治療計画を提案できます。
【関連記事「ホワイトニングで白い斑点が目立つ?ホワイトスポットとホワイトニングの関係」】
PreBeau Oral Careでは「一番強い薬剤」を選ぶわけではありません
ホワイトニングでは、
「濃度が高い=優れている」
とは考えていません。
PreBeau Oral Careでは、オフィスホワイトニングとしてJola Officeを採用していますが、過去のホワイトニングで強くしみた方などについては、歯の状態を確認したうえでOpalescence Boostを選択肢として検討することがあります。
当院における考え方については、**Jola OfficeとオパールエッセンスBoost|PreBeau Oral Careにおけるオフィスホワイトニングの選択基準**をご覧ください。
ホームホワイトニングにはブラジル発のAngelus Homeを採用しています。
大切なのは、
製品名や濃度だけで選ぶのではなく、その方の歯の状態と目的に合わせて方法を考えること
です。
ホワイトニングを安全に受けるために確認したい7つのこと
ホワイトニングを検討している方には、次の点を確認していただきたいと思います。
- ホワイトニング前に歯科医師による口腔内確認があるか
- 虫歯や亀裂などの有無を確認しているか
- 歯肉を適切に保護しているか
- 使用する薬剤・濃度について説明があるか
- 知覚過敏などの副作用について説明があるか
- 「絶対しみない」「必ず○段階白くなる」など過剰な表現をしていないか
- ホワイトニング後の経過について相談できるか
ホワイトニングは単なる「美容サービス」と考えるのではなく、歯という生体組織に薬剤を使用する歯科処置として考えることが重要です。
「歯に悪いからホワイトニングはしないほうがいい」も極端です
インターネット上では、
「ホワイトニングは絶対安全」
という情報と、
「ホワイトニングは歯を破壊する」
という極端な情報の両方があります。
現在の研究から考えると、どちらも正確ではありません。
より適切なのは、
適切に行われる過酸化物ホワイトニングには長年の臨床使用と研究の蓄積がある。一方で、一時的な知覚過敏や歯肉刺激、条件によっては歯髄・歯質への影響が起こり得るため、薬剤・濃度・使用時間・症例選択が重要
という理解です。
これが、患者さんへお伝えしたいポイントです。
東京・赤坂で安全性を考えたホワイトニングを受けたい方へ
ホワイトニングを検討するとき、
「一番白くなるところ」
「一番濃い薬剤を使っているところ」
だけを基準に選ぶ必要はありません。
歯を白くすることと同じくらい、
現在の歯をできるだけ健康に保つこと
が重要だからです。
PreBeau Oral Careでは、
- オフィスホワイトニング
- ホームホワイトニング
- オフィス+ホームを組み合わせたプレミアムホワイトニング
- 知覚過敏などを考慮した薬剤選択
- 必要に応じたクリーニング
- ホワイトスポットへのIcon治療
などを組み合わせながら、歯の状態に合わせた方法をご提案しています。
詳しい治療内容や料金については、**東京・赤坂のPreBeau Oral Careのホワイトニング|オフィス・ホーム・プレミアム**をご覧ください。
関連記事
公開後、以下の記事を内部リンクでつないでください。
- 歯のホワイトニングとは?歯医者で歯が白くなる仕組みを歯科医師が解説
- オフィスホワイトニングとホームホワイトニング、どっちがいい?違いを歯科医師が比較
- ホワイトニングは痛い?しみる原因と対策を歯科医師が解説
- ホワイトニングは何回で白くなる?1回の効果と回数の目安
- ホワイトニングはどのくらい持つ?色戻りの原因と長持ちさせる方法
- 歯医者のホワイトニングとセルフホワイトニングは何が違う?
- ホワイトニングしても白くならない歯がある?原因と対処法
- ホワイトニングで白い斑点が目立つ?ホワイトスポットとの関係
- Jola OfficeとオパールエッセンスBoostの違い|当院が使い分ける理由
- デュアルホワイトニングとは?オフィス+ホームを併用するメリット
- ピラーページ|PreBeau Oral Careのホワイトニング
参考文献・情報源
過酸化物ホワイトニングの安全性
Li Y. “Safety controversies in tooth bleaching.” Dental Clinics of North America.
過酸化物を使用した歯のホワイトニングについて、安全性、毒性、副作用などをまとめたレビュー。適切な使用では安全かつ有効である一方、不適切な使用や過剰使用による副作用にも注意が必要としています。
ホワイトニングの化学・濃度・pH・エナメル質
Kwon SR, Wertz PW. “A review on dental whitening.”
ホワイトニングの作用機序、過酸化水素、薬剤濃度、pH、エナメル質への影響、安全性などについてまとめたレビューです。
ホワイトニングと歯髄への影響
ホワイトニングが歯髄組織へ与える影響を、ヒトおよび動物のin vivo研究から検討したシステマティックレビュー。高濃度過酸化水素で短期的な炎症反応などが報告されています。
過酸化水素製品の副作用・歯肉保護
過酸化水素を用いたホワイトニングの副作用や安全性についてまとめたレビュー。高濃度過酸化水素を使用する際の歯肉保護などについても論じられています。
ホワイトニング製品の望ましくない作用
ホワイトニング剤による歯質、歯髄、口腔粘膜などへの局所的影響についてまとめたレビューです。
市販ホワイトニング製品について
市販ホワイトニング製品の色調変化、知覚過敏、歯肉刺激などについて検討したシステマティックレビュー・ネットワークメタ解析です。
執筆・監修
毛利 国安(Kuniyasu Mori)
歯科医師 / PreBeau Oral Care 院長
大阪大学歯学部卒業。国内外で歯科医学・臨床研修を経験し、現在は東京・赤坂のPreBeau Oral Care院長として、予防と審美を組み合わせた歯科医療を行っています。
詳しい経歴・資格については、**PreBeau Oral Care院長・歯科医師 毛利国安の経歴・プロフィール**をご覧ください。