オフィスホワイトニングとホームホワイトニング、どっちがいい?違いを歯科医師が比較
Last Updated on 1か月 ago by prebeau
「ホワイトニングをしたいけれど、オフィスとホームはどっちがいい?」
「早く白くしたいならオフィス?」
「ホームホワイトニングのほうが白さは長持ちする?」
ホワイトニングを検討するとき、多くの方が最初に迷うのが、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの違いです。
どちらも歯科医院で扱う医療ホワイトニングですが、施術する場所、使用する薬剤や方法、白さを目指すまでの進め方、通院や自宅での負担などが異なります。
大切なのは、
「どちらが優れているか」ではなく、「自分の歯の状態や生活スタイル、いつまでにどの程度の白さを目指したいかに合っているか」
という視点です。
東京・赤坂のPreBeau Oral Careでは、オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、さらに両方を組み合わせるデュアルホワイトニングをご用意しています。
この記事では、PreBeau Oral Care院長・歯科医師の毛利国安が、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの違いを、臨床での考え方と研究報告を踏まえて解説します。
詳しい施術内容や料金を先に確認したい方は、東京・赤坂のPreBeau Oral Careの医療ホワイトニングをご覧ください。
結論|早く変化を目指すならオフィス、自宅でじっくりならホーム
まず、主な違いを整理します。
| 比較 | オフィスホワイトニング | ホームホワイトニング |
|---|---|---|
| 行う場所 | 歯科医院 | 自宅 |
| 管理 | 歯科医師・歯科衛生士の管理下 | 歯科医師の診査・指導後、自宅で使用 |
| 特徴 | 比較的短期間で変化を目指しやすい | 継続しながら徐々に白さを目指す |
| 向いている方 | 早く白くしたい、自己管理の負担を減らしたい | 自分のペースで継続したい |
| 必要なこと | 通院 | 自宅での継続使用 |
| PreBeauでのシステム | Jola Officeなど | Angelus Home |
たとえば、
「結婚式や撮影が近いので、できるだけ短期間で歯を明るくしたい」
という方と、
「急いではいないので、自宅で自分のペースで白くしたい」
という方では、適した方法は変わります。
そのため、ホワイトニングは薬剤だけで選ぶのではなく、歯の状態・目標・期間・生活スタイルから考えることが大切です。
オフィスホワイトニングとは?
オフィスホワイトニングは、歯科医院で行うホワイトニングです。
歯の状態を確認したうえで歯肉を保護し、歯科医療機関で使用するホワイトニング剤を用いて施術します。
ホームホワイトニングと比較すると、高濃度の過酸化水素を使用するプロトコルが一般的で、比較的短期間で歯の明るさの変化を目指しやすいことが特徴です。
そのため、
- できるだけ短期間で白さを目指したい
- 結婚式や写真撮影など予定がある
- 自宅で毎日ホワイトニングを続けるのが難しい
- 歯科医院で管理してもらいながら行いたい
という方には、オフィスホワイトニングが選択肢になります。
PreBeau Oral Careのオフィスホワイトニング
PreBeau Oral Careでは、オフィスホワイトニングの選択肢としてJola Officeなどを使用しています。
ただし、使用する製品だけで治療方法を決めるわけではありません。
ホワイトニング前に、
- 虫歯の有無
- 歯の亀裂
- 歯肉退縮
- 知覚過敏
- 過去のホワイトニング経験
- 詰め物や被せ物
- ホワイトスポットや色ムラ
などを確認し、その方の歯の状態や希望を踏まえて施術方法を検討します。
Jola Officeについて詳しく知りたい方は、Jola Office(ジョラオフィス)とは?35%過酸化水素を使用する歯科医院のホワイトニングを歯科医師が解説をご覧ください。
当院で受けられるオフィス・ホーム・デュアルホワイトニングの内容と料金は、東京・赤坂の医療ホワイトニングの診療ページでご案内しています。
ホームホワイトニングとは?
ホームホワイトニングは、歯科医院で口腔内を確認したうえで、専用のマウスピースとホワイトニングジェルを用いて自宅で行う方法です。
オフィスホワイトニングのように歯科医院で集中的に施術するのではなく、一定期間継続して使用しながら、徐々に歯の明るさを目指します。
PreBeau Oral Careでは、ホームホワイトニングにAngelus Homeを採用しています。
ホームホワイトニングは、
- 急いで白くする必要がない
- 自宅で自分のペースで行いたい
- 毎日の使用を継続できる
- 通院回数を抑えたい
という方に向いています。
一方で、毎日の使用を忘れてしまうなど、継続が難しい方には必ずしも適しているとは限りません。
「理論的に良い方法」だけではなく、「実際の生活の中で続けられる方法」を選ぶことも重要です。
ホームホワイトニングについて詳しく知りたい方は、歯医者のホームホワイトニングとは?効果・期間・使い方を歯科医師が解説をご覧ください。
オフィスとホームでは、結局どちらが白くなる?
「濃度の高い薬剤を使用するオフィスホワイトニングのほうが、最終的にも必ず白くなる」
と思われるかもしれません。
しかし、研究結果はそれほど単純ではありません。
de Geusらによるオフィスホワイトニングとホームホワイトニングのシステマティックレビュー・メタ解析では、対象となった研究を統合した比較において、ホワイトニング効果について両者の明確な差は認められませんでした。
ただし、各研究では薬剤の種類や濃度、使用時間、施術回数などが異なります。
そのため、
「オフィスだから必ずホームより白くなる」
あるいは、
「ホームのほうが必ず最終的に優れている」
と一律に考えることは適切ではありません。
大きな違いは「白くなるまでのアプローチ」
最終的な白さだけではなく、そこに至るまでの方法を考えると違いが分かりやすくなります。
オフィスホワイトニング
歯科医院で集中的に施術するため、比較的短期間で歯の明るさの変化を目指しやすい方法です。
「できるだけ早く見た目を変えたい」
という希望と相性がよいと考えられます。
ホームホワイトニング
自宅で一定期間継続して使用します。
毎日の使用が必要になりますが、
「急いでいないので、自分のペースで白くしていきたい」
という方には取り入れやすい方法です。
「オフィスはしみる、ホームはしみない」は本当?
ホワイトニングに伴う代表的な副作用の一つが、**一時的な知覚過敏(歯がしみる症状)**です。
「高濃度の薬剤を使うオフィスホワイトニングのほうが必ずしみる」
と思われることがありますが、これも単純には言い切れません。
de Geusらのシステマティックレビュー・メタ解析では、対象研究を統合した比較において、オフィスとホームの間で知覚過敏のリスクや程度に明確な差は認められませんでした。
ただし、薬剤濃度、製剤、使用時間、施術回数などは研究によって異なります。
また、実際の知覚過敏の出方には個人差があります。
したがって、
「ホームなら絶対にしみない」
「オフィスなら必ずしみる」
という説明は正確ではありません。
知覚過敏について詳しくは、ホワイトニングは痛い?しみる原因と対策を歯科医師が解説をご覧ください。
しみやすい方は、方法を選ぶ前に歯の状態を確認
過去にホワイトニングをして、
「かなりしみた」
「痛くて続けられなかった」
という方もいらっしゃいます。
その場合、単純に「ホワイトニングは自分にはできない」と考える前に、
- 虫歯がないか
- 歯に亀裂がないか
- 歯肉退縮がないか
- 象牙質が露出していないか
- もともと知覚過敏がないか
- 過去にどの製品・方法でしみたのか
を確認することが重要です。
PreBeau Oral Careでは、歯の状態や過去の知覚過敏などを踏まえ、Jola Officeだけに固定せず、必要に応じて別の選択肢も含めて検討します。
当院でのオフィスホワイトニング薬剤の選択基準については、Jola OfficeとオパールエッセンスBoost|PreBeau Oral Careにおけるオフィスホワイトニングの選択基準で詳しく解説しています。
オフィスとホームを両方行う「デュアルホワイトニング」
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせる方法は、一般にデュアルホワイトニングと呼ばれます。
PreBeau Oral Careでは、オフィス+ホームを組み合わせたプランを「プレミアムホワイトニング」として提供しています。
考え方としては、
歯科医院で行うオフィスホワイトニング
+
自宅で行うホームホワイトニング
という組み合わせです。
「まずオフィスで短期間に変化を目指し、その後も自宅でホワイトニングを続けたい」
という方には選択肢になります。
ただし、両方を行えばすべての方にとって必ず最良というわけではありません。
希望する白さ、期間、歯の状態、生活スタイル、費用などを踏まえて検討します。
詳しくは、デュアルホワイトニングとは?オフィス+ホームを併用するメリットをご覧ください。
デュアルホワイトニングなら必ず一番白くなる?
「両方行えば、絶対に一番白くなるのでしょうか?」
という質問もあります。
オフィスとホームを併用する方法についても臨床研究がありますが、使用する薬剤、濃度、治療期間、評価方法などによって結果は異なります。
そのため、デュアルホワイトニングも、
「全員に必要な上位治療」ではなく、希望する白さや期間、生活スタイルに応じて選択する方法の一つ
と考えるのが適切です。
結婚式や写真撮影があるならどっち?
大切なイベントがある場合は、イベントまでどのくらい時間があるかが一つの判断材料になります。
比較的時間がない場合
短期間で歯の明るさの変化を目指しやすいオフィスホワイトニングが候補になります。
数週間以上の余裕がある場合
ホームホワイトニングや、オフィスとホームを組み合わせる方法も検討できます。
ただし、ホワイトニングによる色調変化には個人差があります。
「結婚式の○日前に1回行えば、必ずこの色になる」
という治療ではありません。
大切な予定が決まっている場合は、直前ではなく余裕を持って歯科医院へ相談することをおすすめします。
ホワイトニングの回数について詳しくは、ホワイトニングは何回で白くなる?1回の効果と回数の目安を歯科医師が解説をご覧ください。
自分で毎日続けるのが苦手なら?
ここは意外と重要です。
ホームホワイトニングは、自宅で継続して使用することで効果を目指す方法です。
そのため、
「最初の3日だけ頑張って、その後忘れてしまいそう」
という方の場合、理論上ホームホワイトニングが適していても、実生活では続かない可能性があります。
逆に、
「歯科医院へ何回も通う時間はないけれど、自宅なら毎日できる」
という方にはホームが合うかもしれません。
ホワイトニング選びでは、薬剤だけでなく**「実際に続けられるか」**も重要です。
オフィスとホーム、どっちが安い?
費用は、歯科医院や使用するホワイトニングシステムによって異なります。
PreBeau Oral Careでは現在、
- オフィスホワイトニング:33,000円
- ホームホワイトニング:33,000円
- オフィス+ホームのプレミアムホワイトニング:55,000円
で提供しています。
※自由診療・税込です。料金や内容は変更される場合がありますので、最新情報をご確認ください。
現在の料金と施術内容は、PreBeau Oral Careの医療ホワイトニングメニュー・料金をご覧ください。
こんな方にはオフィスホワイトニング
次のような希望がある方は、オフィスホワイトニングを検討しやすいでしょう。
- できるだけ短期間で歯を明るくしたい
- 結婚式や撮影などの予定がある
- 自宅で毎日ホワイトニングするのが難しい
- 歯科医院で管理してもらいながら施術したい
ただし、歯の状態や知覚過敏の程度によっては、別の方法が適することがあります。
こんな方にはホームホワイトニング
一方、
- 急いでいない
- 自宅でじっくり取り組みたい
- 毎日の使用を継続できる
- 通院回数を抑えたい
という方には、ホームホワイトニングが選択肢になります。
重要なのは、**「自分で継続できるか」**です。
ホームホワイトニングは自宅で続けてこそ活かせる方法なので、生活スタイルとの相性も含めて考えます。
両方の特徴を取り入れたいならデュアルホワイトニング
「比較的早く変化を目指したい。でも、その後も自宅でホワイトニングを続けたい」
という場合には、オフィスとホームを組み合わせる方法も選択肢です。
ただし、必ず全員にデュアルホワイトニングが必要なわけではありません。
施術を増やすこと自体を目的にするのではなく、現在の歯の状態と目標から必要な方法を選ぶことが大切です。
オフィスかホームかを決める前に「ホワイトニングできる歯か」を確認
実は、オフィスかホームかを選ぶ前に、さらに重要なことがあります。
それは、
現在の歯がホワイトニングに適した状態なのか
を確認することです。
たとえば、
- 未治療の虫歯
- 歯の亀裂
- 強い知覚過敏
- 歯肉退縮
- 歯ぐきの炎症
- 詰め物や被せ物
- ラミネートベニア
- ホワイトスポットやブラウンスポット
- テトラサイクリンなどによる内因性変色
などがある場合、単純にホワイトニング剤を使用するだけでは、希望する結果につながらないことがあります。
特に、詰め物・被せ物・ラミネートベニアなどの人工物は、天然歯と同じようにホワイトニングで色を変えることはできません。
天然歯だけが明るくなることで、周囲の修復物との色の差が目立つ場合もあります。
そのため、まず歯の状態を診査し、必要に応じて治療の順序まで考えることが大切です。
詳しくは、ホワイトニングしても白くならない歯がある?原因と対処法を歯科医師が解説をご覧ください。
クリーニングとホワイトニングは目的が違う
歯の表面にステインやプラークなどの付着物がある場合、まずクリーニングが適していることがあります。
クリーニングは歯の表面の汚れや着色を除去する処置であり、ホワイトニングは過酸化物を用いて天然歯そのものの色調を明るくする処置です。
つまり、目的が異なります。
「まずクリーニングなのか、それともホワイトニングなのか」で迷っている方は、歯のクリーニングとホワイトニングの違いは?どっちを先にする?歯科医師が解説も参考にしてください。
ホワイトスポットがある方はホワイトニング前に確認を
歯の表面に白い斑点(ホワイトスポット)がある場合、ホワイトニング直後の一時的な脱水や、周囲の天然歯の色調が変化することによって、白い部分が以前より目立って見えることがあります。
ホワイトスポットには原因や深さの違いがあるため、すべてが同じように見えるわけではありません。
また、ホワイトニングそのものがホワイトスポットを治療するわけでもありません。
PreBeau Oral Careでは、適応を診査したうえで、Icon(アイコン)によるレジン浸潤療法を検討できる場合があります。
そのため、もともと白い斑点や色ムラがある方では、
「歯全体をどのように明るくするか」
と
「ホワイトスポットをどのように扱うか」
を分けて考え、必要に応じて治療の順序を検討します。
ホワイトニングとの関係について詳しくは、ホワイトニングで白い斑点が目立つ?ホワイトスポットとの関係を歯科医師が解説をご覧ください。
Iconによる治療そのものについては、PreBeau Oral Careのホワイトスポット・Icon治療で詳しくご案内しています。
白さはずっと同じままではない
ホワイトニング後の歯の色調は、飲食習慣、喫煙、口腔内環境、治療方法などさまざまな影響を受けます。
そのため、
「一度ホワイトニングをすれば永久に同じ白さが続く」
というものではありません。
必要に応じてメンテナンスやタッチアップを検討します。
詳しくは、ホワイトニングはどのくらい持つ?色戻りの原因と白さを長持ちさせる方法をご覧ください。
結論|「どっちがいい?」は歯の状態と何を優先するかで変わる
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングのどちらがよいかは、一律には決められません。
判断するときには、
- どのくらい早く白さを目指したいか
- いつまでに白くしたいか
- 自宅で継続できるか
- 過去にホワイトニングでしみたことがあるか
- 現在の歯の色や状態
- 詰め物・被せ物の有無
- ホワイトスポットなどの色ムラがあるか
- どの程度の白さを目標にするか
などを考えます。
短期間で変化を目指したいならオフィス。
自宅で時間をかけて続けたいならホーム。
両方の特徴を取り入れたい場合にはデュアル。
ただし、最終的には口腔内を確認したうえで選択することが大切です。
東京・赤坂のPreBeau Oral Careでは、一律に同じ方法をおすすめするのではなく、歯の状態とご希望を確認したうえで、オフィス・ホーム・両方を組み合わせた方法から検討します。
施術方法や現在の料金については、東京・赤坂のPreBeau Oral Care|医療ホワイトニングをご覧ください。
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- ホワイトニングしても白くならない歯がある?原因と対処法を歯科医師が解説
- ホワイトニングで白い斑点が目立つ?ホワイトスポットとの関係を歯科医師が解説
- PreBeau Oral Careの医療ホワイトニング
参考文献
執筆・監修
毛利 国安(Kuniyasu Mori)
歯科医師 / PreBeau Oral Care 院長
大阪大学歯学部卒業。国内外で歯科医学・臨床研修を経験し、現在は東京・赤坂のPreBeau Oral Care院長として、予防と審美を組み合わせた歯科医療を行っています。
詳しい経歴・資格については、PreBeau Oral Care院長・毛利国安のプロフィールをご覧ください。