オフィスホワイトニングとホームホワイトニング、どっちがいい?違いを歯科医師が比較
Last Updated on 5 hours ago by prebeau
「ホワイトニングをしたいけれど、オフィスとホームはどっちがいい?」
「早く白くしたいならオフィス?」
「ホームホワイトニングのほうが白さは長持ちする?」
ホワイトニングを検討するとき、多くの方が最初に迷うのがオフィスホワイトニングとホームホワイトニングの違いです。
どちらも歯科医院で扱うホワイトニングですが、施術する場所、使用方法、白さを目指すスピード、通院と自宅での負担などが異なります。
そして大切なのは、
「オフィスとホームのどちらが優れているか」ではなく、「自分にはどちらが合っているか」
という視点です。
東京・赤坂のPreBeau Oral Careでは、オフィスホワイトニングにオーストラリア発のJola Office、ホームホワイトニングにブラジル発のAngelus Homeを採用し、さらに両方を組み合わせる方法もご用意しています。
この記事では、PreBeau Oral Care院長・歯科医師の毛利国安が、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの違いを、歯科医学の研究も踏まえてわかりやすく解説します。
結論:早く白さを目指すならオフィス、自宅でじっくりならホーム
最初に大まかな違いを整理すると、次のようになります。
| 比較 | オフィスホワイトニング | ホームホワイトニング |
|---|---|---|
| 行う場所 | 歯科医院 | 自宅 |
| 管理 | 歯科医師・歯科衛生士 | 歯科医師の診断・指導のもと自宅で使用 |
| 特徴 | 短期間で変化を目指しやすい | 自宅で継続して白さを目指す |
| 向いている人 | 早く白くしたい・自宅で毎日行うのが難しい | 自分のペースでじっくり白くしたい |
| 手間 | 通院が必要 | 自宅で継続して使用する必要がある |
| PreBeauでのシステム | Jola Office | Angelus Home |
「来月結婚式があるので早く白くしたい」という方と、「急いでいないので自宅で少しずつ白くしたい」という方では、適した方法が違って当然です。
そのため、ホワイトニングは生活スタイルとゴールから逆算して選ぶことが大切です。
オフィスホワイトニングとは?
オフィスホワイトニングとは、歯科医院で行うホワイトニングです。
歯科医師または歯科衛生士が口腔内を確認し、歯肉を保護したうえでホワイトニング剤を歯に塗布します。
歯科医療機関で管理して行うため、ホームホワイトニングと比較して高濃度の過酸化水素を使用するプロトコルが一般的です。
短期間で歯の明るさの変化を目指しやすいことが大きな特徴です。
PreBeau Oral Careのオフィスホワイトニング「Jola Office」
PreBeau Oral Careでは、オーストラリア発のJola Officeをオフィスホワイトニングに採用しています。
Jola Officeは、過酸化水素35%の成分と専用パウダーを使用時に混合して使用するホワイトニングシステムです。
院内で歯の状態や知覚過敏の有無を確認しながら施術できるため、
- できるだけ短期間で白さを目指したい
- 自宅で毎日ホワイトニングするのが難しい
- 結婚式や撮影など予定がある
- 自分でホワイトニングを管理するのが面倒
という方には、オフィスホワイトニングが選択肢になります。
PreBeau Oral Careで行っているオフィスホワイトニングの内容や現在の料金については、**東京・赤坂のPreBeau Oral Care|オフィス・ホーム・プレミアムホワイトニング**をご覧ください。
ホームホワイトニングとは?
ホームホワイトニングとは、歯科医院で口腔内を確認したうえで、専用のマウスピースとホワイトニングジェルを使用して自宅で行う方法です。
オフィスホワイトニングのように1回の施術で大きな変化を狙うのではなく、自宅で一定期間継続することで徐々に歯の明るさを目指していきます。
PreBeau Oral Careでは、ホームホワイトニングとしてブラジル発のAngelus Homeを採用しています。
ホームホワイトニングは、
- 急いで白くする必要がない
- 自宅で自分のペースで行いたい
- 歯科医院へ何度も通うのが難しい
- 時間をかけて白さを目指したい
という方に向いています。
【関連記事リンク予定:記事12「歯医者のホームホワイトニングとは?効果・期間・使い方を歯科医師が解説」】
結局、オフィスとホームではどちらが白くなる?
ここは非常に重要です。
「高濃度の薬剤を使用するオフィスホワイトニングのほうが、必ず最終的に白くなる」
と思われるかもしれません。
しかし、研究結果はそれほど単純ではありません。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを比較したde Geusらのシステマティックレビュー・メタ解析では、対象となった研究全体を比較した結果、ホワイトニング効果について両者の間に有意な違いは認められませんでした。
ただし著者らも指摘しているように、各研究では薬剤濃度、使用時間、施術回数などのプロトコルが異なります。
つまり、
「オフィスだから必ずホームより白くなる」
「ホームだから必ずオフィスより優れている」
とは単純には言えないということです。
参考文献
大きな違いは「白くなるまでのアプローチ」
最終的な白さだけではなく、そこに到達するまでの方法を考えると違いが分かりやすくなります。
オフィスホワイトニング
歯科医院で施術を行うため、比較的短期間で歯の明るさの変化を目指せます。
そのため、
「できるだけ早く見た目を変えたい」
という希望と相性がよい方法です。
ホームホワイトニング
自宅で一定期間継続する必要があります。
毎日の使用が必要になるため手間はありますが、
「急いでいないので、自分のペースで白くしたい」
という方には取り入れやすい方法です。
「オフィスはしみる、ホームはしみない」は本当?
これもよくある誤解です。
ホワイトニングに伴う代表的な副作用の一つが、一時的な**知覚過敏(歯がしみる症状)**です。
高濃度の薬剤を使用するオフィスホワイトニングのほうが必ずしみると思われがちですが、研究結果は一様ではありません。
先ほど紹介したde Geusらのシステマティックレビュー・メタ解析では、対象研究を統合した比較で、オフィスとホームの間に知覚過敏のリスクや強さの有意差は認められませんでした。
ただし、ここでも薬剤濃度、使用時間、製品、施術回数などが研究ごとに異なります。
したがって、
「ホームなら絶対にしみない」
「オフィスなら必ずしみる」
という説明は正確ではありません。
歯の状態や使用する製品・プロトコルによって異なります。
オフィスとホームの効果・知覚過敏を比較したde GeusらのSystematic Review and Meta-analysis(PubMed)
【関連記事「ホワイトニングは痛い?しみる原因と対策を歯科医師が解説」】
しみやすい人はどうすればいい?
過去にホワイトニングをして、
「かなりしみた」
「痛くて続けられなかった」
という方もいらっしゃいます。
大切なのは、ホワイトニングそのものを諦める前に、
- 虫歯がないか
- 歯に亀裂がないか
- 歯肉退縮がないか
- 象牙質が露出していないか
- もともと知覚過敏がないか
- 過去にどのような薬剤・方法でしみたのか
などを確認することです。
PreBeau Oral CareではJola Officeだけに固定するのではなく、歯の状態や過去の知覚過敏などを考慮し、Opalescence Boostを選択肢として検討する場合もあります。
当院における両製品の考え方については、**Jola OfficeとオパールエッセンスBoost|PreBeau Oral Careにおけるオフィスホワイトニングの選択基準**で詳しく解説しています。
【関連記事「ホワイトニングは痛い?しみる原因と対策を歯科医師が解説」】
オフィスとホームを両方やる方法もある
「じゃあ両方やったらどうなの?」
という疑問も出てくると思います。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせる方法は、一般にデュアルホワイトニングと呼ばれます。
PreBeau Oral Careでは、オフィス+ホームを組み合わせたプランをプレミアムホワイトニングとして提供しています。
考え方としては、
歯科医院でオフィスホワイトニング
+
自宅でホームホワイトニング
という組み合わせです。
PreBeau Oral Careでは、オフィスにJola Office、ホームにAngelus Homeを採用しています。
詳しくは、**デュアルホワイトニングで自然な白さが長持ちする理由を歯科医師が解説**でも紹介しています。
デュアルホワイトニングなら必ず一番白くなる?
ここも「両方やれば絶対に一番優れている」と断言するのは適切ではありません。
オフィスとホームを組み合わせた方法についても臨床研究があります。
de Geusらとは別のシステマティックレビュー・メタ解析では、オフィス+ホームを組み合わせた方法と、それぞれ単独の方法について、色調変化や知覚過敏などが検討されています。
つまりデュアルホワイトニングにも、
「科学的にすべての人に絶対必要」
というより、
希望する白さ、期間、生活スタイルなどに応じて検討する治療選択肢
という視点が大切です。
参考文献
結婚式や写真撮影があるならどっち?
イベントまでの期間によって考え方が変わります。
たとえば、
比較的時間がない
短期間で変化を目指しやすいオフィスホワイトニングが候補になります。
数週間〜ある程度余裕がある
ホームホワイトニングや、オフィスとホームを組み合わせる方法も検討できます。
ただし、歯の色の変化には個人差があります。
「結婚式の○日前に1回やれば必ずこの色になる」
というものではありません。
大切なイベントがある場合は、直前ではなく余裕を持って歯科医師へ相談することをおすすめします。
自分で毎日続けるのが苦手なら?
ここは意外と重要です。
ホームホワイトニングは、自宅で継続して使用することで効果を目指す方法です。
そのため、
「最初の3日だけ頑張って、その後忘れてしまいそう」
という方の場合、理論上ホームホワイトニングが適していても、実生活では続かない可能性があります。
逆に、
「歯科医院へ何回も通う時間がないけれど、自宅なら毎日できる」
という方にはホームが合うかもしれません。
ホワイトニング選びでは、薬剤だけでなく“続けられるか”も重要です。
オフィスとホーム、どっちが安い?
費用は歯科医院や使用するシステムによって異なります。
PreBeau Oral Careでは現在、
オフィスホワイトニング:33,000円
ホームホワイトニング:33,000円
オフィス+ホームのプレミアムホワイトニング:55,000円
で提供しています。
※自由診療・税込。料金は変更される場合があるため、受診時には最新情報をご確認ください。
最新の料金と施術内容は、**PreBeau Oral Careのホワイトニングメニュー・料金**をご確認ください。
こんな人にはオフィスホワイトニング
以下に当てはまる方は、オフィスホワイトニングを検討しやすいでしょう。
- できるだけ短期間で歯を明るくしたい
- 結婚式や撮影などの予定がある
- 自宅で毎日ホワイトニングするのが面倒
- 歯科医院で管理してもらいながら施術したい
ただし、歯の状態や知覚過敏の程度によっては別の方法が適することがあります。
こんな人にはホームホワイトニング
一方、
- 急いでいない
- 自宅でじっくり取り組みたい
- 毎日の使用を継続できる
- 通院回数を抑えたい
という方にはホームホワイトニングが選択肢になります。
両方のメリットを取り入れたいならデュアルホワイトニング
「短期間でまず変化を出したい。でも、その後も自宅で白さを追求したい」
という場合には、オフィスとホームを組み合わせる方法もあります。
ただし、必ず全員がデュアルホワイトニングをする必要があるわけではありません。
必要以上に施術を増やすのではなく、目標と現在の歯の状態から必要な方法を選ぶことが大切です。
ホワイトニングの前に歯の状態を確認することが大切
オフィスかホームかを選ぶ前に、もう一つ重要なことがあります。
それは、
「そもそも現在の歯がホワイトニングに適した状態なのか」
という確認です。
たとえば、
- 虫歯
- 歯の亀裂
- 強い知覚過敏
- 歯肉退縮
- 詰め物や被せ物
- ホワイトスポット
- テトラサイクリンなどによる強い変色
などがある場合、単純にホワイトニング剤を使用するだけでは希望する結果にならないことがあります。
特に詰め物や被せ物などの人工物は、天然歯と同じようにホワイトニングで白くなるわけではありません。
【関連記事「ホワイトニングしても白くならない歯がある?原因と対処法を歯科医師が解説」】
ホワイトスポットがある人はホワイトニング前に相談を
歯の表面に白い斑点(ホワイトスポット)がある場合、ホワイトニング後に周囲との色の差が一時的に目立つことがあります。
PreBeau Oral Careではホワイトニングだけでなく、**削らないホワイトスポット治療「Icon(アイコン)」**にも対応しています。
そのため、もともと白い斑点がある方については、
「歯全体をどう白くするか」+「ホワイトスポットを最終的にどう見せるか」
まで考えて治療計画を立てることができます。
【関連記事「ホワイトニングで白い斑点が目立つ?ホワイトスポットとホワイトニングの関係」】
東京・赤坂でオフィスとホーム、どちらにするか迷っている方へ
結局、
「オフィスホワイトニングとホームホワイトニング、どっちがいい?」
という質問への答えは、
その人が何を優先するかによって変わります。
早さを重視するのか。
自宅でじっくり行いたいのか。
過去にホワイトニングでしみた経験があるのか。
いつまでに白くしたいのか。
どの程度の白さを目指しているのか。
PreBeau Oral Careでは、一律に同じ方法をおすすめするのではなく、歯の状態とご希望を確認したうえで、オフィス・ホーム・両方を組み合わせた方法からご提案します。
詳しい治療内容については、**東京・赤坂のPreBeau Oral Careのホワイトニング|オフィス・ホーム・プレミアム**をご覧ください。
関連記事
公開後、以下の記事を内部リンクでつないでください。
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- ホワイトニングで白い斑点が目立つ?ホワイトスポットとホワイトニングの関係
- デュアルホワイトニングとは?オフィス+ホームを併用するメリット https://prebeau-oc.com/4370/
- Jola OfficeとオパールエッセンスBoostの違い|当院が使い分ける理由 https://prebeau-oc.com/4414/
- ピラーページ|PreBeau Oral Careのホワイトニング
参考文献
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングについて、ホワイトニング効果および知覚過敏を比較したシステマティックレビュー・メタ解析。
オフィス+ホームの併用と、それぞれの単独使用について、色調変化や知覚過敏を検討したシステマティックレビュー・メタ解析。
オフィスホワイトニング後に、追加のオフィス施術またはホームホワイトニングを行った場合の色調変化と知覚過敏を比較したランダム化臨床試験。
執筆・監修
毛利 国安(Kuniyasu Mori)
歯科医師 / PreBeau Oral Care 院長
大阪大学歯学部卒業。国内外で歯科医学・臨床研修を経験し、現在は東京・赤坂のPreBeau Oral Care院長として、予防と審美を組み合わせた歯科医療を行っています。
詳しい経歴・資格については、**PreBeau Oral Care院長・毛利国安のプロフィール**をご覧ください。