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スポーツマウスガードの記事一覧

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スポーツで歯が折れた・抜けたときは?歯の外傷の応急処置とマウスガードによる予防

「スポーツ中に前歯が折れた」 「ぶつかって歯が抜けてしまった」 「歯がグラグラしている」 「抜けた歯は牛乳に入れると聞いたけれど、本当?」 スポーツによる歯の外傷は突然起こります。 特に、 などでは、選手同士の接触、転倒、ボール、用具などによって歯や口元へ強い力が加わることがあります。 歯の外傷では、受傷直後の対応がその後の治療や予後に影響する場合があります。 なかでも永久歯が完全に抜けてしまう「完全脱臼(avulsion)」は、迅速な対応が必要な歯科的緊急事態です。 一方で、乳歯が抜けた場合は対応が異なり、原則として元に戻しません。 この記事では、東京・赤坂のPreBeau Oral Care院長・歯科医師の毛利国安が、スポーツで歯が折れた・抜けた・動いた場合の応急処置と、スポーツマウスガードによる予防について解説します。 まず歯より「全身の安全」を確認する スポーツ中に顔や口を強くぶつけた場合、最初に確認するのは歯だけではありません。 特に、 といった症状がある場合は、頭部外傷や顎顔面骨折などの可能性を考え、歯よりも全身の救急対応を優先してください。 必要に応じて救急要請や医療機関の受診が必要です。 日本歯科医師会でも、歯を強打したあとに頭痛・めまい・吐き気・嘔吐などがある場合には、頭部損傷の可能性を考えて医科での診査を受けることを案内しています。 参考:日本歯科医師会|歯の外傷 歯の外傷にはいくつかの種類がある 「歯をぶつけた」といっても、状態はさまざまです。 代表的なものとして、 などがあります。 見た目では「少し欠けただけ」に見えても、歯の神経や歯根、歯槽骨まで影響している場合があります。 そのため、スポーツで歯を強くぶつけた場合には、症状が軽そうに見えても歯科医院で確認することをおすすめします。 歯が完全に抜けたら「永久歯か乳歯か」が最重要 歯が完全に抜けた場合、まず重要なのが、 永久歯なのか乳歯なのか という点です。 対応が大きく異なります。 永久歯が抜けた場合は緊急対応 International Association of Dental Traumatology(IADT:国際外傷歯学会)のガイドラインでは、永久歯の完全脱臼は、迅速で適切な応急処置が重要な歯科的緊急事態とされています。 条件が整えば、 抜けた永久歯を元の位置へ戻す「再植」 を行える可能性があります。 ただし、そのためには抜けた歯の根の表面に存在する歯根膜細胞をできるだけ傷つけず、乾燥させないことが非常に重要です。 参考:IADT|Dental Trauma Guidelines 永久歯が抜けたときの応急処置 1.歯を探す まず抜けた歯を探します。 見つけたら、 白い「歯冠」の部分を持ってください。 2.歯の根を持たない 非常に重要です。 抜けた歯の根の表面には、歯を骨につなぐために重要な歯根膜の細胞が残っている可能性があります。 そのため、 根を指で触ったり、こすったりしない ようにしてください。 […]

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矯正中でもスポーツマウスガードは使える?ワイヤー矯正・マウスピース矯正中の注意点

「ワイヤー矯正中だけど、ラグビーやボクシングをしても大丈夫?」 「矯正装置の上からマウスガードをつけられる?」 「インビザラインなどのマウスピース矯正をしている場合、スポーツ中はアライナーをつけたままでいい?」 「矯正中に普通のスポーツマウスピースを使っても大丈夫?」 歯列矯正をしながらスポーツを続けている方にとって、スポーツマウスガードは少し複雑な問題です。 結論からいうと、 矯正中でもスポーツマウスガードを使用できる場合があります。 むしろ、ラグビー、アメリカンフットボール、ラクロス、ボクシング、格闘技など、歯や口元への衝撃が考えられる競技では、矯正中だからこそ口腔内を守る必要性が高くなる場合があります。 ただし、 矯正していない人と同じマウスガードを、そのまま使えばよいわけではありません。 特にワイヤー矯正では、歯を意図的に移動させているため、 まで考える必要があります。 一方、マウスピース矯正では考え方が異なります。 この記事では、東京・赤坂のPreBeau Oral Care院長・歯科医師の毛利国安が、ワイヤー矯正・マウスピース矯正中のスポーツマウスガードについて解説します。 矯正中こそスポーツ時の歯・口腔外傷に注意 ワイヤー矯正では、歯の表面にブラケットが装着され、その間をワイヤーが通っています。 この状態で顔面に衝撃を受けると、 といったトラブルが起こる可能性があります。 American Association of Orthodontists(AAO:米国矯正歯科学会)も、矯正治療中のスポーツではマウスガードが重要であり、適切にフィットしたマウスガードによって歯だけでなく矯正装置周囲の口腔組織を保護することを推奨しています。 参考:American Association of Orthodontists|Mouthguards: Protecting Your Smile ワイヤー矯正中でもスポーツマウスガードは使える? はい。 ただし、ワイヤー矯正中では矯正装置を考慮したマウスガードが必要です。 通常のオーダーメイドマウスガードは、歯列に高い精度でフィットするよう製作します。 しかし矯正治療中は、その歯自体を動かしています。 現在の歯並びに非常にタイトに作ってしまうと、 歯が移動したあとにマウスガードが合わなくなる 可能性があります。 さらに、マウスガードが歯やブラケットを強く締め付ける状態になれば、矯正治療にも好ましくありません。 そのため、矯正中のスポーツマウスガードでは、 矯正装置と今後の歯の移動を考慮したスペースを設ける ことが重要になります。 普通のオーダーメイドマウスガードと何が違う? 矯正治療をしていない場合、スポーツマウスガードは歯列にできるだけ適合させ、口を開けても簡単には外れない保持力を目指します。 一方、ワイヤー矯正中は、 「フィットさせること」と「歯が動けること」の両方 を考えなければなりません。 例えば、 などに必要なスペースを確保します。 2022年に発表された研究でも、ブラケット・ワイヤー矯正中のアスリート用カスタムマウスガードでは、歯や矯正装置との間にバッファースペースを確保する設計が検討されています。 参考:PubMed|Useful design of custom-made […]

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子ども・中高生のスポーツマウスガード|部活で使うマウスピースと成長期の注意点

「中学校の部活でマウスピースを用意するように言われた」 「子どもでも歯医者でオーダーメイドを作った方がいい?」 「まだ歯が生え替わっているけれど、マウスガードは作れる?」 「成長したらすぐ使えなくならない?」 子どもや中高生がスポーツを始めると、このような疑問を持つ保護者の方は少なくありません。 ラグビー、アメリカンフットボール、ラクロス、ボクシングなどではマウスガードが重要な装具となります。 また、サッカー、バスケットボール、野球などでも、選手同士の接触、転倒、ボールなどによって歯や口を負傷することがあります。 ただし、成長期のスポーツマウスガードは、大人とまったく同じ考え方で作ればよいわけではありません。 子どもや中高生では、 といった変化があります。 そのため、「一度作れば何年間も同じものが使える」とは限りません。 この記事では、東京・赤坂のPreBeau Oral Care院長・歯科医師の毛利国安が、子ども・中学生・高校生のスポーツマウスガードについて、部活動での選び方と成長期特有の注意点を解説します。 子どもにもスポーツマウスガードは必要? 競技によります。 すべての子どもがすべてのスポーツでマウスガードを装着する必要がある、という意味ではありません。 一方で、スポーツでは、 によって歯や口の周囲を負傷することがあります。 American Academy of Pediatric Dentistry(AAPD:米国小児歯科学会)も、スポーツやレクリエーションによる口腔・顎顔面外傷を予防するため、適切な防具やマウスガードの活用を推奨しています。 参考:American Academy of Pediatric Dentistry|Prevention of Sports-Related Orofacial Injuries 特にコンタクト・コリジョンスポーツでは、マウスガードについて検討する重要性が高くなります。 部活でマウスガードが必要になりやすいスポーツ 中学校・高校・大学の部活動で、マウスガードが関係する代表的な競技には、 などがあります。 一方、 などでも歯の外傷は起こります。 重要なのは、 「スポーツ名だけで判断する」のではなく、競技規則と実際の外傷リスクの両方を見ること です。 どの競技でマウスガードが必要・推奨されているかについては、こちらの記事で詳しく解説しています。 → マウスガードが必要なスポーツは?義務化・推奨される競技とマウスピースのルールを解説 子どものマウスガードで最も重要なのは「成長」 大人と子どもの大きな違いは、 口の中が変化している途中であること です。 特に小学生から中学生頃には、乳歯と永久歯が混在する「混合歯列期」があります。 この時期には、 ことがあります。 AAPDも、乳歯の脱落や永久歯の萌出が続く若年選手では、歯型を採った時点では合っていたカスタムマウスガードが、その後比較的早く合わなくなる場合があることを指摘しています。 そのため、 「子ども用を一度作れば卒業まで使える」 […]

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野球・サッカー・バスケでもマウスガードは必要?球技で歯を守るスポーツ用マウスピース

野球・サッカー・バスケでもマウスガードは必要?球技用マウスピースを解説 メタディスクリプション野球・サッカー・バスケットボールでもマウスガードは必要?ボールや選手同士の接触による歯の外傷リスク、装着を検討したい人、オーダーメイドマウスピースの選び方を歯科医師が解説します。 「マウスガードはボクシングやラグビーをする人が使うものでは?」 「サッカーでもマウスピースをつけた方がいい?」 「バスケで前歯をぶつけたことがあるけれど、マウスガードは必要?」 「野球はコンタクトスポーツではないから必要ない?」 このように考えている方も多いと思います。 確かに、野球・サッカー・バスケットボールでは、ボクシングやアメリカンフットボールのように「マウスガードを装着している」というイメージは強くありません。 しかし、マウスガードの必要性は「格闘技かどうか」だけで決まるものではありません。 球技でも、 ことで、前歯や口の中を負傷することがあります。 この記事では、東京・赤坂のPreBeau Oral Care院長・歯科医師の毛利国安が、野球・サッカー・バスケットボールでスポーツマウスガードを使用する意味と、どのような方が装着を検討した方がよいかを解説します。 野球・サッカー・バスケでも歯のケガは起こる スポーツ中の歯の外傷というと、 などを想像するかもしれません。 しかし、実際にはコンタクトスポーツ以外でも歯の外傷は起こります。 2024年に発表されたシステマティックレビューでは、成人アスリートにおける歯の外傷について、コンタクトスポーツだけでなく、非コンタクトスポーツでも歯の外傷が認められることが報告されています。 つまり、 「相手と直接殴り合う競技ではない=歯の外傷リスクがない」 とは言えません。 スポーツマウスガードを考えるときには、その競技でどのように顔や口へ衝撃が加わる可能性があるかを考えることが重要です。 バスケットボール|実は歯の外傷に注意したいスポーツ バスケットボールではマウスガードのイメージがあまり強くないかもしれません。 しかし試合や練習では、 といったことが起こります。 そのため、前歯や唇を負傷する可能性があります。 大学バスケではマウスガード装着者の歯の外傷が少なかったという研究もある 男子大学バスケットボール選手を対象とした研究では、約7万回の選手曝露を調査し、カスタムマウスガード使用者と非使用者を比較しています。 その結果、歯の外傷発生率は、 マウスガード使用者:0.12/1,000 athlete exposures 非使用者:0.67/1,000 athlete exposures で、カスタムマウスガード使用者の方が有意に低かったと報告されています。 参考:PubMed|Effect of mouthguards on dental injuries and concussions in college basketball この研究は2002年の報告であり、すべての競技環境にそのまま当てはまるとは限りません。 それでも、 バスケットボールでも歯の外傷が起こり得ること、そしてマウスガードがそのリスク低減に役立つ可能性があること を考えるうえで参考になります。 バスケットボールはマウスガードが義務なの? すべてのバスケットボール選手について、世界共通でマウスガード装着が一律に義務化されているわけではありません。 […]

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マウスガードが必要なスポーツは?義務化・推奨される競技とマウスピースのルールを解説

「マウスガードはどのスポーツで必要?」 「試合で装着が義務になっている競技は?」 「サッカーやバスケットボールでもマウスピースをした方がいい?」 スポーツ用マウスガードについて調べていると、**「義務」「推奨」「必要」**という言葉が混在していて、分かりにくいことがあります。 まず知っておきたいのは、 競技規則として装着が必要かどうかと、歯科的に装着が推奨されるかどうかは別の話 ということです。 例えば、アメリカンフットボールやボクシング、ラクロスのように競技規則上マウスガードが必要になる競技があります。 一方、ラグビーのように国際競技規則では装着が推奨されている競技もあります。 さらに、バスケットボール、サッカー、野球など、競技規則で全選手に一律装着が求められていなくても、歯や口に衝撃を受ける可能性があるスポーツは少なくありません。 この記事では、東京・赤坂のPreBeau Oral Care院長・歯科医師の毛利国安が、スポーツマウスガードが必要とされる代表的な競技と、装着を考えた方がよいスポーツについて解説します。 マウスガードが「必要」には3つの意味がある スポーツマウスガードを考えるときは、まず次の3つを分けて考えると分かりやすくなります。 1.競技規則で装着が必要 その競技・大会に出場するために、マウスガードの着用が求められているケースです。 規則を満たさなければ、試合への出場やプレーに影響する可能性があります。 2.競技団体が装着を推奨 一律の装着義務ではないものの、安全性の観点から競技団体などが使用を推奨しているケースです。 3.規則上の義務はなくても歯科的に使用を検討した方がよい ボール、肘、選手同士の接触、転倒などによって歯や口を負傷する可能性があるスポーツです。 つまり、 「マウスガードが義務ではない=歯をケガする危険がない」ではありません。 マウスガードが必要となる代表的なスポーツ 競技規則は団体、年齢、カテゴリー、大会によって異なります。 ここでは2026年9月時点で確認できる代表例を紹介します。 アメリカンフットボール|マウスピースは必要な装具 アメリカンフットボールは、マウスガードの装着が重要な代表的スポーツです。 日本アメリカンフットボール協会(JAFA)は、現在2026〜27年度版アメリカンフットボール公式規則を掲載しています。 アメリカンフットボールでは、マウスピースは必要な装具のひとつとして扱われています。 さらに規則では、単に口に入れていればよいのではなく、 などの条件があります。 そのため、 歯科医院でオーダーメイドマウスガードを作ったとしても、競技規則を満たしていなければ試合用として適切とは限りません。 アメフト用を作る場合は、所属チームや大会の最新規則を先に確認してください。 大学ラグビー・アメフト・ラクロスについては、こちらで詳しく解説しています。 → ラグビー・アメフト・ラクロスのマウスガード|大学スポーツで使うマウスピースの選び方 ボクシング|歯にしっかり合ったマウスピースが必要 ボクシングもマウスガードが重要な競技です。 日本ボクシング連盟の2026年4月改訂規則では、競技者について、歯にしっかりと適合したマウスピースの使用が規定されています。 特に格闘技では、パンチなどによって顔面や顎へ直接的な衝撃が加わる可能性があります。 そのため、 「口に入れば何でもよい」 という考え方ではなく、 を確認することが重要です。 ボクシング・キックボクシング・空手・MMAなどの格闘技についてはこちらをご覧ください。 → ボクシング・キックボクシング・空手・MMAのマウスガード|格闘技用マウスピースの選び方 ラクロス|男子・女子ともマウスガードの規定がある ラクロスもマウスガードの必要性が高いスポーツです。 World Lacrosseの現行国際競技規則では、男子・女子のフィールドラクロスでマウスガードについて規定されています。 女子の2025–2026フィールド競技規則では、ゴールキーパーを含む選手について、上顎歯を覆う口腔内マウスガードを正しく装着することが求められています。 […]

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ボクシング・キックボクシング・空手・柔道のマウスピース|格闘技用マウスガードの選び方

ボクシングやキックボクシング、空手、MMA(総合格闘技)を始めて、 「マウスピースを用意してくださいと言われた」 「格闘技用なら厚いマウスピースの方がいい?」 「市販のマウスガードでも試合に出られる?」 「歯医者で作るマウスガードは何が違う?」 と調べている方も多いと思います。 格闘技では、顔面や顎に直接衝撃が加わる可能性があります。 そのためマウスガードは、歯の破折や脱臼、口唇・頬粘膜などの口腔外傷リスクを減らすための重要な防具のひとつです。 ただし、格闘技であればどのマウスガードでも同じというわけではありません。 競技によってルールが異なるだけでなく、 なども考えて選ぶ必要があります。 この記事では、東京・赤坂のPreBeau Oral Care院長・歯科医師の毛利国安が、ボクシング・キックボクシング・空手・MMAなどで使用するスポーツマウスガードについて解説します。 格闘技ではなぜマウスガードが重要? ボクシングやキックボクシング、空手、MMAなどでは、パンチやキックなどにより顔面や顎へ衝撃が加わることがあります。 その際に起こり得る口腔外傷には、 などがあります。 American Dental Association(ADA)も、コンタクトスポーツを含む歯・口腔外傷のリスクが高い活動では、適切にフィットしたマウスガードを装着することを推奨しています。マウスガードの使用がスポーツ関連の歯の外傷リスク低減につながることは、研究でも支持されています。(ADA) 参考:American Dental Association|Athletic Mouth Protectors ボクシングのマウスピース|「しっかり歯に合っている」ことが規則にも明記 ボクシングは、特にマウスガードの重要性が高い競技のひとつです。 日本ボクシング連盟の2026年4月1日改訂競技規則では、第20条「マウスピース」において、競技者は歯にしっかりと合ったマウスピースを使用しなければならないことが定められています。 参考:日本ボクシング連盟|各種規定・規則 ここで重要なのは、 「口に入ればよい」のではなく、歯にしっかり適合していること です。 ボクシングでは「噛んでいないと落ちる」状態は避けたい フィットが十分でないマウスガードでは、 「強く噛んでいないと落ちてくる」 ということがあります。 しかし、競技中は呼吸をしながら動き続ける必要があります。 マウスガードを保持するために常に強く噛み続けなければならない状態では、装着感が悪くなりやすく、競技中の負担につながる可能性があります。 理想的には、 口を少し開けても簡単には外れず、歯列に安定して保持されること が重要です。 キックボクシングのマウスガード|団体・大会規則を確認 キックボクシングでも、顔面へのパンチやキックによる衝撃を受ける可能性があります。 そのためマウスガードは重要なプロテクターです。 ただし、キックボクシングには複数の競技団体、プロモーション、大会ルールがあります。 したがって、 「キックボクシング用なら、この色・この形で必ず出場できる」 とは一律には言えません。 大会に出場する場合には、 について、所属ジムや出場する大会の最新規則を確認してください。 空手のマウスガード|流派・団体・競技形式によって確認が必要 「空手」といっても競技形式はひとつではありません。 組手のルール、防具、接触の程度などは、団体や競技形式によって異なります。 公益財団法人全日本空手道連盟(JKF)でも競技規定は随時更新されており、2026年にも規定変更が行われています。(公益財団法人 […]

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ラグビー・アメフト・ラクロスのマウスガード|大学スポーツで使うマウスピースの選び方

大学に入ってラグビー、アメリカンフットボール、ラクロスを始め、 「マウスガードを用意してくださいと言われた」「市販のマウスピースで大丈夫?」「歯医者で作るものは何が違う?」「競技によってマウスガードの選び方は違う?」 と調べている方も多いのではないでしょうか。 ラグビー、アメフト、ラクロスはいずれも、選手同士の接触、転倒、ボールやスティックなどによって、歯や口の周囲に強い衝撃を受ける可能性があるスポーツです。 そのため、スポーツマウスガードは単なる「歯につけるゴム」ではなく、歯の破折や脱臼、口唇・頬粘膜などの外傷リスクを減らすための重要なプロテクターのひとつと考えられています。 一方で、競技ごとにルールや必要とされる仕様は同じではありません。 この記事では、東京・赤坂のPreBeau Oral Care院長・歯科医師の毛利国安が、大学ラグビー・アメリカンフットボール・ラクロスで使用するスポーツマウスガードについて、競技別のポイントと選び方を解説します。 大学スポーツのマウスガードで大切なのは「厚ければいい」ではない コンタクトスポーツ用のマウスガードというと、 「とにかく分厚い方が安全そう」 と思うかもしれません。 しかし、実際に競技で使用するマウスガードでは、衝撃を受けたときの保護性能だけでなく、 などを総合的に考える必要があります。 特に大学スポーツでは、練習時間も試合時間も長くなるため、「装着していられること」そのものが非常に重要です。 フィットが悪く、プレー中に落ちてくるマウスガードでは、選手が無意識に噛み締めて保持しなければならず、呼吸やコミュニケーションの邪魔になることがあります。 ラグビーのマウスガード|接触が多いからこそフィットが重要 ラグビーでは、 など、顔や顎に衝撃が加わる場面があります。 World Rugbyの競技規則ではマウスガード(mouth guard / dental protector)の使用が認められており、選手への着用も推奨されています。 参考:World Rugby|Law 4 – Permitted clothing ただし、実際の着用義務や細かな条件については、年代、リーグ、大会などによって異なる場合があります。 大学で使用する場合は、所属する大学・チーム・大会の最新ルールを必ず確認してください。 ラグビーでは「口を開けても落ちにくい」ことが重要 ラグビーでは、プレー中に口を開けて呼吸したり、周囲の選手へ声をかけたりする機会が多くあります。 そのため、 「噛んでいないと落ちてくる」 マウスガードでは使いにくくなります。 歯列に適合し、口を軽く開けても保持されることは、競技中の使用感を考えるうえで重要なポイントです。 アメリカンフットボールのマウスピース|ルール確認が特に重要 アメリカンフットボールでは、ヘルメットやショルダーパッドと同様に、マウスピースも重要な装具のひとつです。 日本アメリカンフットボール協会(JAFA)では、2026年度秋季公式戦から2026〜2027アメリカンフットボール公式規則・公式規則解説書が適用されています。 参考:日本アメリカンフットボール協会|公式規則 アメフトではマウスピースについて、装着方法だけでなく色や形状などについても規定が設けられることがあります。 そのため、 「歯科医院で作ったマウスガードだから何でも試合で使える」わけではありません。 チームから色やデザインについて指示されている場合は、製作前に歯科医院へ伝えてください。 ポジションによっても使用感の好みは変わる 例えば、 など、同じアメリカンフットボールでもプレースタイルは異なります。 競技規則を満たすことを前提として、保持力・厚み・話しやすさ・呼吸のしやすさのバランスを考えることが重要です。 ラクロスのマウスガード|ボール・クロス・接触への対策 ラクロスもマウスガードが非常に重要なスポーツです。 World […]

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スポーツマウスガードは市販と歯科のオーダーメイドで何が違う?マウスピースの選び方を歯科医師が解説

「部活でマウスピースが必要と言われた」 「スポーツ用品店で売っているものでも大丈夫?」 「せっかくなら歯医者でオーダーメイドを作ったほうがいい?」 スポーツを始めたとき、このように迷う方は少なくありません。 スポーツ時に歯や口の周囲を守る装置は、一般にスポーツマウスガードと呼ばれます。「スポーツ用マウスピース」「スポーツマウスピース」、競技によっては単に「マウスピース」や「ガムシールド」と呼ばれることもあります。 大切なのは呼び方ではなく、自分の歯並びや口の状態に適合し、競技中にきちんと装着し続けられることです。 市販のマウスガードにもいくつか種類があり、「市販品だから意味がない」というわけではありません。 一方、歯科医院で製作するカスタムメイドのスポーツマウスガードには、歯並びや噛み合わせ、競技特性などを確認しながら、一人ひとりに合わせて調整できるメリットがあります。 この記事では、市販のスポーツマウスガードと歯科で作るオーダーメイドタイプの違いを、歯科医師の立場からできるだけ公平に解説します。 スポーツマウスガードそのものについて詳しく知りたい方は、東京・赤坂で製作するオーダーメイドのスポーツマウスガードもあわせてご覧ください。 そもそもスポーツマウスガードは何のために使う? スポーツマウスガードの主な目的は、スポーツ中の衝突、転倒、ボールや用具との接触などによって起こる歯や口腔周囲の外傷リスクを軽減することです。 スポーツ中には、 といった外傷が起こることがあります。 こうしたケガは、ラグビーやボクシングのようなコンタクトスポーツだけで起こるわけではありません。 野球、バスケットボール、サッカーなどでも、選手同士の接触、ボールとの衝突、転倒などによって歯や口を負傷する可能性があります。 American Dental Association(ADA)のマウスガードに関する解説でも、スポーツやレクリエーションに伴う口腔外傷の発生や重症度を抑えるために、適切にフィットしたマウスガードの使用が推奨されています。 ただし、ここで重要なのは、 「マウスガードを装着すればケガを100%防げる」という意味ではない という点です。 マウスガードは、スポーツ時に歯や口の周囲を守るためのプロテクターの一つです。 また、脳震盪については、マウスガードを装着することで確実に予防できると断定できるだけの一貫した科学的根拠は確立していません。 そのため、PreBeau Oral Careでは「マウスガードをすれば脳震盪を防げる」といった断定的な説明は行っていません。 スポーツマウスガードは大きく3種類 スポーツ用のマウスガードは、大きく3つのタイプに分けて考えることができます。 1.既製品(ストックタイプ) あらかじめ決められた形やサイズで販売されているタイプです。 購入後、そのまま口に入れて使用します。 比較的安価で、すぐに使用できることがメリットですが、個人の歯並びに合わせて作られているわけではありません。 そのため人によっては、 と感じることがあります。 2.お湯で合わせるタイプ(ボイル&バイト) スポーツ用品店やインターネット通販などでよく販売されているタイプです。 熱湯などで材料を軟らかくし、口の中に入れて自分の歯の形に合わせます。 既製のストックタイプよりも歯列に合わせやすい一方、仕上がりは製品や成形方法によって変わります。 加熱温度や時間、噛み方、指や舌での圧接などが適切でないと、 「思ったよりフィットしない」 「練習中にズレる」 「厚くて話しづらい」 と感じることもあります。 一方で、適切に成形され、自分の口にきちんと適合している市販品であれば、選択肢の一つになり得ます。 市販のマウスガードがすべて悪いということではありません。 3.歯科医院で作るカスタムメイド 歯科医院で歯列などの口腔内情報を確認し、一人ひとりの歯の形に合わせて製作するマウスガードです。 一般には、 カスタムメイドマウスガード オーダーメイドマウスガード 歯科用スポーツマウスピース などと呼ばれます。 市販品との大きな違いは、既製の形に自分の口を合わせるのではなく、自分の口に合わせてマウスガードそのものを製作できることです。 市販と歯科のオーダーメイドは何が違う? […]