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2026年08月の記事一覧

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子どもの「お口ぽかん」はなぜ起こる?口呼吸と歯並びの関係を歯科医師が解説

こどものプレオルソ

Last Updated on 1 day ago by prebeau 「気がつくと、いつも子どもの口が開いている。」 保護者の方から、このようなご相談を受けることがあります。 いわゆる「お口ぽかん」です。 口が開いていることだけで病気と判断することはできませんが、日常的に口が開いている場合には、一度その原因を考えてみることが大切です。 たとえば、 ・鼻が詰まりやすい・口呼吸が習慣になっている・舌の位置が低い・唇を自然に閉じにくい・口腔周囲の筋肉の使い方に特徴がある など、さまざまな可能性があります。 また、口呼吸と歯列・顔面発育の関係については研究が行われていますが、「口呼吸をしているから必ず歯並びが悪くなる」と単純化することはできません。 2021年の系統的レビュー・メタ解析でも、口呼吸と顔面骨格・不正咬合との関連が検討されています。 そのため、口呼吸が気になるお子さまでは、歯並びだけを見るのではなく、鼻の通りや舌の位置、口唇閉鎖なども含めて状態を確認することが重要です。 必要に応じて耳鼻咽喉科など他の医療機関との連携が必要になる場合もあります。 プレオルソは、こうした成長期のお口の環境を考える治療の一つですが、「口が開いている=プレオルソ」というものではありません。 まず原因を考える。 そして必要な治療を選ぶ。 PreBeau Oral Careでは、この順番を大切にしています。 関連ページ:こどものプレオルソ 参考文献:PubMed:Mouth breathing in children and its impact in dental malocclusionPubMed:Effects of mouth breathing on facial skeletal development in children 執筆・監修:院長 毛利国安

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プレオルソが向いている子・向いていない子|小児矯正を始める前に確認したいこと

こどものプレオルソ

Last Updated on 1 day ago by prebeau プレオルソについて調べていると、「何歳から」「どんな歯並びに効果がある」といった情報をよく目にします。 しかし、実際の診療で大切なのは、「その子にプレオルソが合っているか」です。 プレオルソはすべてのお子さまに同じように使用できる装置ではありません。 たとえば、 ・普段から口が開いている・口呼吸が気になる・舌を前に出す癖がある・指しゃぶりが続いている・受け口や出っ歯が気になる・歯が並ぶスペースが少ないと言われた といった場合には、口腔内や口腔周囲の状態を詳しく確認する価値があります。 ただし、これらの症状があるからといって、必ずプレオルソが適応になるわけではありません。 たとえば口呼吸には、習慣だけではなく、鼻炎など鼻の通りに関係する要因が存在する場合があります。 AAPDも、口腔習癖と歯列・顔面の発育には関連がある一方、その関係を単純な因果関係として扱うべきではないとしています。また、口呼吸についても単独の原因として考えるのではなく、必要に応じて医科との連携を検討することが示されています。 だからこそ、私は「プレオルソを使うかどうか」を最初に決めるのではなく、お子さまのお口を診てから治療方法を考えることが大切だと考えています。 装置を使うことが目的ではありません。 お子さまにとって必要な治療を、必要なタイミングで選ぶ。 これが小児矯正では非常に重要です。 関連ページ:PreBeau Oral Care|こどものプレオルソ プレオルソは何歳から? 子どものお口ぽかんと口呼吸 子どもの舌の位置と歯並び 参考情報:AAPD:Developing Dentition and Occlusion 執筆・監修:院長 毛利国安

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プレオルソは何歳から?年齢だけで決めない子どもの予防矯正

こどものプレオルソ

Last Updated on 1 day ago by prebeau 「プレオルソは何歳から始めればいいですか?」 これは、お子さまの矯正相談で非常によく聞かれる質問です。 結論からいうと、年齢だけで「この年齢なら必ず始めるべき」と決めることはできません。 子どもは同じ年齢でも、歯の生え変わり方、顎の成長、歯列、咬み合わせ、口腔習癖などがそれぞれ異なるからです。 プレオルソの公式情報では、小児期の成長過程で、歯並びだけでなく咬み合わせや口腔周囲の機能を考える治療として説明されています。 そのため、当院では年齢だけを見て治療を決めるのではなく、 ・乳歯と永久歯の生え変わり・現在の歯列・咬み合わせ・舌の位置・口唇の閉じ方・口呼吸の有無・指しゃぶりなどの習癖・お子さまが装置を使用できるか などを総合的に確認します。 特に重要なのは「今すぐ装置を使う必要があるのか」という判断です。 早い年齢だから必ず良い、遅いからもう意味がない、という単純な話ではありません。 小児の歯列・咬合を管理する際には、発育段階や口腔習癖、歯の萌出状態などを診査したうえで、治療の必要性やタイミングを考えることが重要です。AAPD(米国小児歯科学会)も、発育中の歯列・咬合について、診断と治療時期の判断を重視しています。 ですから、 「もうすぐ○歳だからプレオルソを始めなければ」 と焦る必要はありません。 まず現在のお口がどのような状態なのかを知ること。 それが小児矯正を考える最初の一歩です。 関連ページ:こどものプレオルソ|PreBeau Oral Care プレオルソとは? 参考情報:AAPD:Management of the Developing Dentition and Occlusion 執筆・監修:院長 毛利国安

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プレオルソとは?子どもの歯並びだけでなく「お口の使い方」を考える小児矯正

こどものプレオルソ

Last Updated on 1 day ago by prebeau 「プレオルソって、普通の矯正とは何が違うの?」 お子さまの歯並びについて相談を受けていると、この質問をよくいただきます。 プレオルソは、取り外しのできる口腔内装置を使用して行う、子どもの成長期における矯正治療の一つです。 一般的な矯正治療では、歯に矯正力を加えて歯の位置を整えていくことが中心になります。 一方、プレオルソでは、歯だけを見るのではなく、舌の位置、口唇の使い方、飲み込み方、口呼吸など、お口周りの機能や習癖にも目を向けます。 プレオルソの公式情報でも、歯並びだけではなく、咬み合わせ、口呼吸から鼻呼吸への移行、舌のトレーニングなどを目的として挙げています。 ただし、ここで誤解していただきたくないことがあります。 プレオルソは「入れておけば歯並びが自然にきれいになる装置」ではありません。 お子さまの成長状態や歯列、咬み合わせ、口腔習癖、装置への協力度などによって、治療の進み方は変わります。 また、成長後に本格的な矯正治療が必要になるケースもあります。 そのため、当院ではプレオルソを始めること自体を目的にはしていません。 まず現在のお口の状態を確認し、そのお子さまにとってプレオルソが適した選択肢なのかを考えることを大切にしています。 「歯並びが気になるけれど、まだ本格的な矯正を始める年齢なのかわからない」 「口が開いていることが多い」 「舌を前に出す癖がある」 「指しゃぶりが長く続いている」 このような場合には、一度お口の状態を確認してみることをおすすめします。 PreBeau Oral Careでは、院長 毛利国安が診査・診断を行い、お子さまの成長や口腔内の状態を踏まえて治療方針をご説明しています。 関連ページ:「こどものプレオルソ」→ PreBeau Oral Care プレオルソ治療ページ 参考情報:プレオルソ公式ポータル → プレオルソ ポータル日本矯正歯科学会・日本小児歯科学会資料 → 小児の歯列・咬合に関する資料 執筆・監修:院長 毛利国安

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ホワイトスポットは歯磨きで治る?フッ素・再石灰化でできることを歯科医師が解説

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Last Updated on 1 day ago by prebeau 「歯の白い斑点は、歯磨きを頑張れば消えますか?」 ホワイトスポットについてご相談を受けると、この質問はよくあります。 結論から言うと、 歯磨きはホワイトスポットの予防や進行抑制に重要ですが、すでにできた白斑が歯磨きだけで完全に消えるとは限りません。 この違いを理解するためには、「脱灰」と「再石灰化」を分けて考える必要があります。 歯では「脱灰」と「再石灰化」が繰り返されています 歯のエナメル質は、口の中で常に同じ状態にあるわけではありません。 食事などによって口腔内が酸性に傾くと、エナメル質からミネラルが溶け出す「脱灰」が起こります。 一方、唾液などに含まれる成分によって、失われたミネラルが戻る「再石灰化」も起こっています。 健康な口腔内では、このバランスが保たれています。 しかし、酸性環境が続いたり、プラークが蓄積したりすると、脱灰が再石灰化を上回ることがあります。 これが初期う蝕につながります。 歯磨きはホワイトスポット対策の基本 ホワイトスポットを考えるうえで、まず重要なのはプラークコントロールです。 特に矯正装置を使用している場合には、ブラケット周囲などにプラークが停滞しやすいため、丁寧な清掃が重要になります。 また、フッ化物配合歯磨剤などを適切に使用することも、う蝕予防の基本的な方法です。 では、歯磨きを頑張れば白斑は消える? ここが一番誤解されやすいところです。 歯磨きによってプラークをコントロールし、フッ化物などを利用することは、脱灰の進行を抑え、再石灰化を助けるうえで重要です。 しかし、すでにエナメル質内部に構造変化が生じている場合、 「歯磨きをすれば白い色が完全に元に戻る」 とは限りません。 そのため、 「歯を守ること」と「白斑を審美的に改善すること」は別の目的として考える ことが大切です。 フッ素はどう考えればいい? フッ化物は、う蝕予防を考えるうえで重要な成分です。 一方で、「フッ素を使えば、すでにあるホワイトスポットが必ず消える」という意味ではありません。 矯正治療に関連するホワイトスポットについては、フッ化物などを利用した予防法が研究されています。 つまり、 フッ化物は予防・進行抑制の観点から重要ですが、審美的な白斑を消す治療とは分けて考える必要があります。 再石灰化製品はどう考える? カルシウムやリン酸などを利用した再石灰化療法についても、これまでさまざまな研究が行われています。 一方で、研究によって結果には違いがあります。 そのため、 「これを使えば白斑が消える」 と単純に考えるのではなく、予防や口腔内環境を整えるための一つの方法として考えることが大切です。 ホワイトスポットができたら、まず何をする? 私なら、まず次のことを確認します。 1.白斑が活動性の病変なのか 現在も脱灰が進んでいるのか、それとも以前からある安定した白斑なのかを考えます。 2.原因は何なのか 矯正治療後なのか、以前からあるのか、エナメル質形成の問題なのかなどを確認します。 3.口腔内環境に問題がないか プラークコントロールや食生活、フッ化物の利用状況などを確認します。 4.見た目をどの程度気にしているのか 同じ白斑でも、「気にならない」という方と「笑うこと自体が気になる」という方では、治療を考える必要性が違います。 […]

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歯の白濁は虫歯?ホワイトスポットと初期虫歯の違いを歯科医師が解説

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Last Updated on 1 day ago by prebeau 「前歯が一部分だけ白くなっている」 「歯の表面に白い斑点がある」 そんなときに、「これは虫歯なのかな?」と心配になる方は少なくありません。 実際、歯の白濁は初期のう蝕と関連することがあります。 ただし、 歯に白い部分があるからといって、すべてが虫歯というわけではありません。 エナメル質の形成・石灰化の異常やフッ素症など、う蝕とは異なる原因でも歯は白く見えることがあります。 今回は、歯の白濁と初期う蝕、いわゆるホワイトスポットについて解説します。 初期の虫歯では、歯が白く見えることがあります 虫歯というと、黒い穴を想像する方が多いかもしれません。 しかし、う蝕の初期段階では、必ずしも穴が開いているわけではありません。 エナメル質からミネラルが失われる脱灰が進むと、エナメル質の構造が変化し、白く濁ったように見えることがあります。 これが「ホワイトスポット」と呼ばれる状態の一部です。 つまり、 ホワイトスポットの中には、初期う蝕に関連するものがあります。 しかし、 ホワイトスポット=すべて虫歯 ではありません。 なぜ歯が白く見えるのでしょうか? 健康なエナメル質では、光が比較的均一に透過・反射します。 一方、脱灰などによってエナメル質内部の構造が変化すると、光の散乱が増え、周囲より白く見えることがあります。 そのため、鏡では「白いシミ」のように見えることがあります。 矯正後の白濁には注意が必要です 固定式矯正装置を使用していると、ブラケットの周囲などにプラークが停滞しやすくなります。 その結果、エナメル質の脱灰が起こり、矯正装置を外した後に白い斑点が目立つことがあります。 矯正治療後のホワイトスポットは、予防・再石灰化・審美的治療の観点から研究されているテーマです。 白濁していても、すぐに削る必要があるとは限りません 歯の白濁を見つけたからといって、すぐに削って詰める必要があるとは限りません。 初期の脱灰であれば、 などが重要になる場合があります。 できるだけ歯質を保存しながら、病変が進行していないかを確認することが大切です。 再石灰化で白濁は消える? ここは少し難しいところです。 口腔内では、脱灰と再石灰化が常に起こっています。 初期の脱灰に対して再石灰化を促すことは、う蝕予防の基本的な考え方です。 ただし、 「再石灰化を促せば、すでに見えている白斑が必ず消える」 という意味ではありません。 既存のホワイトスポットに対する再石灰化療法については、治療法によって結果が異なるため、個々の病変の状態を見ながら判断する必要があります。 見た目が気になる場合の治療 白濁が残り、患者さんが審美的に気になっている場合には、いくつかの治療方法があります。 状態によって、 などから選択します。 レジン浸潤療法は、ホワイトスポットに対する審美的な治療選択肢の一つです。 過去の系統的レビューでは、レジン浸潤によって白色変化を部分的または完全にマスキングできる可能性が示されていますが、研究の質や長期データには限界がありました。PubMed:Resin infiltrationの系統的レビュー 2026年の最新メタ解析でも、レジン浸潤後の臨床的・患者報告アウトカムが検討されています。長期的な結果については、今後さらに研究が必要とされています。PubMed:2026年 […]

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歯に白い斑点があるのはなぜ?ホワイトスポットの原因を歯科医師が解説

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Last Updated on 1 day ago by prebeau 前歯を鏡で見たときに、「白い点がある」「白い斑点が目立つ」と気づくことがあります。 特に前歯の白い部分は、笑ったときにも見えやすいため、気になる方も少なくありません。 「これは虫歯ですか?」 「歯磨きをしていれば消えますか?」 「削らずに治すことはできますか?」 歯科医院では、このようなご相談を受けることがあります。 実は、歯に白い斑点があるからといって、すべてが同じ原因とは限りません。 この記事では、歯に白い斑点ができる代表的な原因と、治療を考える前に確認しておきたいことについて、歯科医師の立場から解説します。 歯の白い斑点は「ホワイトスポット」と呼ばれることがあります 歯の表面に、周囲のエナメル質とは異なる白い部分が見られる状態は、一般に「ホワイトスポット」あるいは「ホワイトスポット病変(white spot lesion)」などと呼ばれます。 特に矯正治療中や矯正治療後に見られる白斑は、プラークの停滞などを背景としたエナメル質の脱灰と関連することが知られています。 ただし、歯の白い部分を見ただけで、すぐに「ホワイトスポットだから脱灰している」と判断することはできません。 いつからあるのか。 どの場所にあるのか。 左右対称なのか。 表面は滑らかなのか、粗いのか。 矯正治療との関係はあるのか。 こうした情報を含めて診ることが大切です。 歯に白い斑点ができる主な原因 1.エナメル質の脱灰 代表的な原因の一つが、エナメル質の脱灰です。 口腔内の細菌が作る酸などによってエナメル質からミネラルが失われると、エナメル質内部の構造が変化し、光の散乱が増えることで白く見えることがあります。 特に固定式矯正装置の周囲ではプラークが停滞しやすく、ホワイトスポットが問題になることがあります。 2.エナメル質の形成・石灰化の異常 歯が作られる時期に何らかの影響を受けることで、エナメル質の一部に白色や黄白色の変化が生じることがあります。 この場合は、現在進行している脱灰による白斑とは原因が異なる可能性があります。 「子どもの頃から同じ場所にある」 「矯正治療をする前からあった」 という場合には、エナメル質の形成・石灰化に関連した変化も考える必要があります。 3.フッ素症などによる白斑 歯の形成期におけるフッ化物への過剰な曝露などによって、エナメル質に白い模様が生じることがあります。 フッ素症では、白斑の分布や左右対称性などが診断の参考になることがあります。 4.矯正治療後のホワイトスポット 固定式矯正装置を外した後に、「装置がついていた周囲だけ白くなっている」と気づく方がいます。 矯正治療中はブラケット周囲などにプラークが停滞しやすく、脱灰による白斑が生じることがあります。 矯正治療後のホワイトスポットは、予防と治療の両面から研究されているテーマです。 「歯に白い斑点=虫歯」ではありません ここは患者さんにぜひ知っていただきたいところです。 白い斑点は初期のう蝕病変で見られることがあります。 しかし、すべての白斑が虫歯というわけではありません。 エナメル質の形成・石灰化の異常やフッ素症など、う蝕とは異なる原因でも歯が白く見えることがあります。 逆に、「痛くないから虫歯ではない」とも言い切れません。 そのため、白斑を見つけた場合には、見た目だけで判断せず、歯科医院で状態を確認することが大切です。 白い斑点は歯磨きで消える? 「歯磨きを頑張れば白い斑点も消えますか?」 […]

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【小児矯正】受け口(反対咬合)治療の要「プレオルソ・タイプIII」と最新版の進化

こどものプレオルソ

Last Updated on 6 days ago by prebeau 執筆:歯科医師 毛利国安(PreBeau Oral Care 院長プロフィール) 顎の骨格的な成長バランスを直接的に阻害してしまうため、できるだけ早期のアプローチが求められるのが「受け口(反対咬合)」です。この受け口治療の要となるのが、プレオルソの「タイプIII」です。 【対象となる歯並び・症状】 【装置の仕組み】 タイプIIIは、上顎の前歯を前方へ押し出しつつ、下顎が前方へ突出するのを抑え込むように作用します。舌の位置を高く保つことで上顎骨の健全な成長を内側から促し、下の歯がストッパーとなって上顎の成長を邪魔してしまう前に、正常な噛み合わせ(被蓋)へと逆転させます。 【タイプIIIの特徴と新バージョンの進化】 反対咬合治療において重要な役割を持つタイプIIIですが、より確実な治療効果を生み出すため、販売元の株式会社フォレスト・ワンより大幅な形状変更が行われた新バージョンがリリースされました。公式の仕様変更アナウンスでは、以下のような改良点が明記されています。 この改良により、治療中に前歯が噛み合わなくなる現象を抑え、上顎前歯を前へ押し出す作用と横方向への拡大がダイレクトかつスムーズに行える設計に進化しました。 最新装置を用いた治療の全体像や詳細については、プレオルソを用いた予防型矯正治療についてをご覧ください。 引用・参考文献リスト

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【小児矯正】前歯が閉じない「開咬」と舌の癖を改善する「プレオルソ・タイプII」

こどものプレオルソ

Last Updated on 6 days ago by prebeau 執筆:歯科医師 毛利国安(PreBeau Oral Care 院長プロフィール) 「奥歯はしっかり噛んでいるのに、上下の前歯の間に隙間が空いている」という状態は、専門用語で「開咬(オープンバイト)」と呼ばれます。この開咬の治療に特化して設計されているのが、プレオルソの「タイプII」です。 【対象となる歯並び・症状】 【装置の仕組み】 前歯が噛み合わなくなる原因の多くは、無意識のうちに上下の前歯の間に舌を押し出してしまう「タングスラスト」や、指しゃぶりなどの悪習癖にあります。飲み込む動作(嚥下)のたびに舌で前歯を強く押してしまうため、隙間がさらに開いてしまうのです。公式情報でも、この悪習癖へのアプローチの重要性が説かれています。 口呼吸や舌の癖、指しゃぶりなどの悪習癖は、正しい顎の成長の妨げになります。プレオルソはこれらの悪習癖を改善し、正しい舌の位置や呼吸法を獲得させることを目的としています。 出典:プレオルソ公式ホームページ(大塚矯正歯科クリニック) タイプIIは、この前歯部へ舌が入り込むのを物理的にブロックする構造になっています。 【タイプIIの特徴】 強固な舌の悪習癖を防ぎながら、舌尖(舌の先)を上顎の正しい位置へと導く「機能の再教育」に特化しているのが特徴です。自らの筋肉の力で正常な噛み合わせの重なりを作り出すため、発音の改善(サ行やタ行など)にも繋がり、矯正治療後の後戻りを防ぐ効果が期待できます。 根本的な原因にアプローチする当院の診療方針については、プレオルソによる根本的な筋機能改善についてにてご案内しております。 引用・参考文献リスト

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【小児矯正】出っ歯や歯のデコボコを根本から整える「プレオルソ・タイプI」

こどものプレオルソ

Last Updated on 6 days ago by prebeau 執筆:歯科医師 毛利国安(PreBeau Oral Care 院長プロフィール) お子様の歯並びのお悩みで最も多いのが、前歯の突出や歯列の乱れです。これらの症状の改善に特化して設計されているのが、小児予防矯正装置プレオルソの「タイプI」です。歯科医師の視点から、その対象や仕組みについて公式情報に基づき解説します。 【対象となる歯並び・症状】 【装置の仕組み】 これらの不正咬合は、多くの場合「お口ポカン(口呼吸)」や、舌が下顎に落ちているといった口腔周囲の筋肉の不均衡が原因です。プレオルソ開発者の大塚淳先生は、装置の仕組みについて以下のように解説しています。 プレオルソは、「歯を直接動かす」のではなく、歯並びを悪くしている原因(口の周りの筋肉の弱さ、舌の癖など)を改善することで「間接的に歯並びを改善する」機能的顎矯正装置です。 出典:プレオルソ公式ホームページ(大塚矯正歯科クリニック) 装置をお口に入れることで自然と口唇を閉じる訓練になり、同時に装置上部の構造が舌を上顎の正しいスポットへと誘導します。 【タイプIの特徴】 最大の特徴は、歯を無理やり動かすのではなく「筋肉と舌の正しい機能を取り戻す」ことで、上顎の骨格を本来の広さへと成長させる点にあります。永久歯が綺麗に並ぶためのスペース(土台)を自然な成長とともに確保できるため、後戻りしにくい口腔環境を作ることができます。 治療開始の最適なタイミングや具体的な治療ステップについては、当院の小児予防型矯正治療(プレオルソ)総合案内にて詳しく解説しております。 引用・参考文献リスト