ローマピンクとリップアートメイクの違いは?唇の黒ずみ・くすみにはどちらが向いている?
Last Updated on 2 weeks ago by prebeau
「唇の黒ずみが気になるけれど、ローマピンクとリップアートメイクは何が違うの?」
「自然な唇の色を活かしたい場合はどちら?」
「アートメイクの前にローマピンクをした方がいい?」
唇の色について調べていると、Roma Pink(ローマピンク)とリップアートメイクの両方が候補に出てくることがあります。
しかし、この2つは同じ目的の施術ではありません。
簡単にいうと、
リップアートメイクは「色素を入れて色や輪郭をデザインする施術」
であるのに対し、
ローマピンクは「新しい色素を入れるのではなく、唇のくすみ・色素沈着にアプローチするピーリング系施術」
です。
東京・赤坂のPreBeau Oral Careでは、唇の状態と患者さんが求める結果を確認したうえで、ローマピンクが適しているかを判断しています。
この記事では、両者の違いを中心に解説します。
執筆・監修:PreBeau Oral Care 院長 毛利国安
ローマピンクとリップアートメイクは何が違う?
最も大きな違いは、**「色を入れるのか、入れないのか」**です。
| ローマピンク | リップアートメイク | |
|---|---|---|
| 主な目的 | くすみ・色素沈着へのアプローチ | 色・輪郭をデザインする |
| 色素を入れる | いいえ | はい |
| 針 | 色素注入目的では使用しない | 使用する |
| 好きな色を指定 | 基本的にできない | デザイン可能 |
| 仕上がり | 本人の唇の状態に左右される | 選択した色素・技術等に左右される |
| アフターケア | 重要 | 必要 |
| 経過 | 個人差あり | 個人差あり |
つまり、
「自分の唇のくすみが気になる」
のか、
「希望する色を唇に入れたい」
のかによって、そもそもの選択肢が変わります。
ローマピンクとは?
ローマピンクは、唇のくすみや色素沈着が気になる方に行うリップピーリング系の施術です。
リップアートメイクのように、ピンクや赤などの色素を皮膚に入れて唇を着色することを目的としていません。
そのため、
「この写真と同じピンクにしてください」
というような色指定をする施術ではありません。
施術後の見え方は、
- もともとの唇の色
- 色素沈着の程度
- 乾燥
- 摩擦
- 紫外線
- 炎症の有無
- アフターケア
などによって異なります。
ローマピンクそのものについて詳しく知りたい方は、
をご覧ください。
リップアートメイクとは?
リップアートメイクは、針を使用して皮膚に色素を入れ、唇の色や輪郭をデザインする施術です。
例えば、
- 唇全体に色味を加えたい
- 口紅を塗っていない状態でも色を感じたい
- 唇の輪郭を整えたい
- 左右差を視覚的に調整したい
といった目的で検討されます。
ローマピンクとは目的そのものが異なるため、単純に
「どちらが優れているか」
で比較するものではありません。
唇の黒ずみ・くすみが気になる場合はどちら?
ここではまず、なぜ唇が暗く見えているのかを考える必要があります。
唇の色調には、
- 本来の色
- メラニン
- 紫外線
- 摩擦
- 乾燥
- 過去の炎症
- 喫煙
- 化粧品などによる刺激
など複数の要因が関係します。
「今ある唇の色素沈着・くすみ自体が気になる」という場合には、ローマピンクのような方法を検討する考え方があります。
一方、
「今の唇に色を足して、希望する色にデザインしたい」
のであれば、リップアートメイクの目的に近くなります。
ローマピンクなら必ず「本来のピンク色」に戻る?
いいえ。
これは今回のリライトで特に明確にしておきたいところです。
唇には一人ひとりもともとの色調があります。
したがって、
「ローマピンクをすれば全員が同じピンク色になる」
「赤ちゃんのようなピンク色になる」
「本来の血色に必ず戻る」
と保証することはできません。
ローマピンクは好きな色を入れる施術ではないため、最終的な見え方には個人差があります。
「唇の黒ずみ=メラニン」とは限らない
唇が暗く見えると、すべて「メラニンが原因」と考えてしまいがちです。
しかし実際には、色調変化には複数の原因があります。
特に、
- 急に色が変わった
- 一部分だけ色が変化した
- 痛みがある
- 潰瘍がある
- 出血する
- なかなか治らない傷がある
といった場合は、単純な美容的色素沈着として扱わず、適切な医療機関で評価を受けることが重要です。
PreBeau Oral Careでも、美容施術が適さないと判断した場合にはローマピンクを行わないことがあります。
ローマピンクは痛い?
ローマピンクは、リップアートメイクのように色素を入れる目的で針を使用する施術ではありません。
ただし、
「針を使わない=まったく刺激がない」
という意味ではありません。
ピーリング製剤を使用するため、施術中にピリピリ感や刺激を感じることがあります。
実際にPreBeau Oral Careの歯科衛生士が施術を受けた際にも、薬剤塗布中にピリピリする感覚がありました。これは一人の施術体験であり、すべての方が同じ経過になるわけではありません。
詳しい実体験は、
【体験レポ】ローマピンクのダウンタイムは?皮むけは?歯科衛生士が体験
をご覧ください。
ローマピンクにはダウンタイムがある?
あります。
程度には個人差がありますが、施術後には、
- 乾燥
- ヒリつき
- つっぱり
- 皮むけ
- 一時的な色調変化
などが起こる可能性があります。
したがって、
「ダウンタイムゼロ」
と考えない方がよいでしょう。
PreBeau Oral Careの歯科衛生士による体験例では、2〜3日目ごろから皮むけがみられています。ただし、この経過をすべての患者さんに当てはめることはできません。
アートメイクの前にローマピンクをした方がいい?
これは一律には言えません。
唇の色素沈着が強い場合、アートメイクの色の見え方に元の唇の色が影響する可能性があります。
そのため、唇の状態によっては先にくすみへのケアを検討するという考え方があります。
ただし、
「ローマピンクを先にすればアートメイクの発色が必ず良くなる」
と医学的に保証することはできません。
また、両方の施術を希望する場合には、施術間隔についてそれぞれの施術者と相談する必要があります。
すでにリップアートメイクをしていてもローマピンクはできる?
過去にリップアートメイクを受けている場合は、いつ施術したのか、現在どの程度色素が残っているのかを確認する必要があります。
施術直後に別の処置を重ねるのではなく、十分な回復期間を設けることが重要です。
過去のアートメイク歴がある方は、カウンセリング時に必ずお伝えください。
ローマピンク施術後の3か月ケア
PreBeau Oral Careでは、施術後に約3か月間の専用ホームケアをお願いしています。
専用アフターケアクリームは、
1本 13,200円(税込)
で、基本的に3本使用します。
ここで重要なのは、
「人間の唇は必ず3か月で完全に生まれ変わるから」ではありません。
3か月という期間は、ローマピンクの施術プロトコルに基づいて当院が案内しているアフターケア期間です。
施術後の唇を刺激から守りながら経過を見るため、ホームケアを継続していただきます。
ローマピンクの料金
PreBeau Oral Careでは現在、
ローマピンク・リップピーリング:99,000円(税込)
です。
専用アフターケアクリームは別途、
13,200円(税込)/1本
となります。
料金は変更される可能性がありますので、最新情報は
をご確認ください。
ローマピンクとアートメイク、結局どちらを選べばいい?
考え方をシンプルにすると、
「今ある唇のくすみ・色素沈着が気になる」
→ ローマピンクを検討
「唇に好きな色を入れたい」
→ リップアートメイクを検討
「くすみも気になるし、その後アートメイクもしたい」
→ 現在の唇の状態を評価して、施術順序と間隔を検討
となります。
ただし、実際には唇の状態によって判断が変わります。
ローマピンクとアートメイクを組み合わせる場合
このテーマについては別の記事でも詳しく解説しています。
ただし、以前の記事では「アートメイクの効果を劇的に高める」「発色が劇的に向上する」といった表現がありました。
医学的にそこまでの結果を保証することはできないため、現在はより慎重に考えています。
両方を検討している場合には、
ローマピンク → 回復・アフターケア → アートメイク
という選択肢もありますが、個々の状態に応じて施術者と相談してください。
PreBeau Oral Careでローマピンクを行う際に大切にしていること
PreBeau Oral Careは歯科医院ですが、
「歯科医院だからローマピンクの効果が高い」
という意味ではありません。
歯科医院で行うメリットのひとつは、口腔・口唇周囲の状態を確認しながら施術を検討できることです。
また、既往歴、アレルギー、口唇の炎症なども確認します。
当院では、
「美容施術だから必ず行う」のではなく、まず施術してよい状態かを確認する
ことを大切にしています。
東京・赤坂でローマピンクを検討している方へ
ローマピンクとリップアートメイクは、似ているようで目的の異なる施術です。
重要なのは、
「ピンク色の唇にしたい」
という言葉だけで施術を選ばず、
今の唇の何が気になっているのか
を整理することです。
色素を入れてデザインしたいのか。
今あるくすみをケアしたいのか。
あるいは両方なのか。
そこが分かると、選択肢も整理しやすくなります。
ローマピンクについて詳しくは、
をご覧ください。
よくある質問
ローマピンクとリップアートメイクの一番大きな違いは何ですか?
リップアートメイクは針を使って色素を入れ、唇の色や輪郭をデザインする施術です。ローマピンクは新しい色素を入れることを主目的とせず、唇のくすみや色素沈着にアプローチするピーリング系施術です。
ローマピンクなら好きなピンク色にできますか?
いいえ。ローマピンクは好きな色を入れる施術ではありません。施術後の色調や変化には個人差があります。
ローマピンクは痛くないですか?
刺激の感じ方には個人差があります。色素を入れるための針は使用しませんが、施術中にピリピリ感などを感じることがあります。
ローマピンクにはダウンタイムがありますか?
施術後に乾燥、ヒリつき、皮むけなどがみられる場合があります。程度や期間には個人差があります。
アートメイク前にローマピンクをした方がいいですか?
唇の色素沈着が強い場合などに、先にくすみへのケアを検討する考え方があります。ただし、ローマピンクによってアートメイクの発色が必ず改善するとは保証できません。
ローマピンクは1回で黒ずみがなくなりますか?
変化の程度には個人差があり、1回の施術で黒ずみが完全になくなることを保証するものではありません。
参考情報
唇を含む色素沈着については、原因を適切に評価することが重要です。
ローマピンクそのものの有効性を直接証明する資料としてではなく、色素沈着・ピーリングに関する一般的な医学背景として以下を参考にしています。
Sarkar R, et al. — Chemical Peels for Melasma and Hyperpigmentation
NCBI / PMCで論文を確認
Sarkar R, et al. — Cosmeceuticals for Hyperpigmentation: What is Available?
NCBI / PMCで論文を確認
これらの論文はRoma Pink固有の有効性、アートメイクとの併用効果、3か月のプロトコルを直接証明するものではありません。
執筆・監修
毛利 国安(Kuniyasu Mori, DDS)
PreBeau Oral Care 院長
本記事は唇の色調・美容施術について一般的な情報を提供するものであり、個別の診断・治療を代替するものではありません。施術の適応、経過、効果、副反応には個人差があります。