プレオルソが向いている子・向いていない子|小児矯正を始める前に確認したいこと
Last Updated on 1 day ago by prebeau
プレオルソについて調べていると、「何歳から」「どんな歯並びに効果がある」といった情報をよく目にします。
しかし、実際の診療で大切なのは、「その子にプレオルソが合っているか」です。
プレオルソはすべてのお子さまに同じように使用できる装置ではありません。
たとえば、
・普段から口が開いている
・口呼吸が気になる
・舌を前に出す癖がある
・指しゃぶりが続いている
・受け口や出っ歯が気になる
・歯が並ぶスペースが少ないと言われた
といった場合には、口腔内や口腔周囲の状態を詳しく確認する価値があります。
ただし、これらの症状があるからといって、必ずプレオルソが適応になるわけではありません。
たとえば口呼吸には、習慣だけではなく、鼻炎など鼻の通りに関係する要因が存在する場合があります。
AAPDも、口腔習癖と歯列・顔面の発育には関連がある一方、その関係を単純な因果関係として扱うべきではないとしています。また、口呼吸についても単独の原因として考えるのではなく、必要に応じて医科との連携を検討することが示されています。
だからこそ、私は「プレオルソを使うかどうか」を最初に決めるのではなく、お子さまのお口を診てから治療方法を考えることが大切だと考えています。
装置を使うことが目的ではありません。
お子さまにとって必要な治療を、必要なタイミングで選ぶ。
これが小児矯正では非常に重要です。
関連ページ:
PreBeau Oral Care|こどものプレオルソ
参考情報:
AAPD:Developing Dentition and Occlusion
執筆・監修:院長 毛利国安