子どもの舌の位置は歯並びに関係する?低位舌・舌癖を歯科医師が解説
Last Updated on 1 day ago by prebeau
普段、舌がどこにあるかを意識したことはありますか?
舌は食べる、飲み込む、話すといった機能だけでなく、安静時の位置もお口の環境を考えるうえで重要です。
特に子どもの歯並びを診るときには、歯だけでなく舌や唇などの口腔周囲の状態も確認します。
舌を前に出す癖や、飲み込むときに舌が前方へ出る「舌突出癖」などは、歯列や咬み合わせとの関連が知られています。
日本矯正歯科学会の資料でも、口腔習癖として舌癖などを確認することが示されています。
ただし、「舌の位置を直せば歯並びが必ずきれいになる」という単純な話ではありません。
歯並びは、遺伝的要素、顎の骨格、歯の大きさ、萌出状態、口腔習癖など、複数の要素が関係して決まります。
だからこそ、舌だけを取り出して考えるのではなく、お口全体を診る必要があります。
プレオルソを検討する場合にも、装置を使用することだけではなく、舌の位置や口唇の使い方などを含めて考えることが大切です。
参考情報:
日本矯正歯科学会・日本小児歯科学会資料
PubMed:Oral Myofunctional and Articulation Disorders in Children with Malocclusions
執筆・監修:院長 毛利国安