ローマピンクとは?唇の黒ずみ・くすみへの施術と3か月のアフターケアを歯科医師が解説
Last Updated on 2 weeks ago by prebeau
「以前より唇の色が暗く見える」
「すっぴんになると唇のくすみが気になる」
「リップを塗らなくても、もう少し明るい印象にしたい」
唇の色について、このようなお悩みを持つ方は少なくありません。
唇の見え方には、もともとの色調だけでなく、紫外線、乾燥、摩擦、炎症、生活習慣など複数の要因が関係します。
東京・赤坂のPreBeau Oral Careでは、唇のくすみや色素沈着が気になる方への選択肢のひとつとして、Roma Pink(ローマピンク)によるリップピーリングを提供しています。
ローマピンクは、リップアートメイクのように針で色素を入れる施術ではありません。
唇の表面に専用製剤を使用し、その後のホームケアを組み合わせながら、唇の色調を整えていくことを目的とした施術です。
この記事では、
- ローマピンクとは何か
- 唇が黒ずんで見える原因
- リップアートメイクとの違い
- 施術後に起こり得る変化
- なぜアフターケアを続けるのか
- 3か月のホームケア
- 適応と注意点
- 費用
について、医療機関の立場からできるだけ分かりやすく解説します。
執筆・監修:PreBeau Oral Care 院長 毛利国安
ローマピンク(Roma Pink)とは?
ローマピンクは、唇のくすみや色素沈着が気になる方を対象としたリップピーリング系の施術です。
リップアートメイクとは異なり、針を用いて新しい色素を唇に入れることを目的とした施術ではありません。
PreBeau Oral Careでは、唇の状態を確認したうえで専用製剤を使用し、その後は専用のアフターケア製品を継続して使用していただきます。
重要なのは、
「1回施術を受ければ、その場で理想的なピンク色に固定される」
という施術ではないことです。
もともとの唇の色、色素沈着の程度、乾燥、摩擦習慣などによって経過や変化には個人差があります。
唇が黒ずんだり、くすんで見えるのはなぜ?
唇の色調にはさまざまな要因が影響します。
例えば、
- 紫外線
- 慢性的な乾燥
- 唇をこする習慣
- 唇をなめる癖
- 化粧品などによる刺激
- 過去の炎症
- 喫煙
- 個人のもともとの色調
などです。
色素沈着にはメラニンが関与しますが、唇が暗く見える原因をすべてメラニンだけで説明できるわけではありません。
例えば、炎症が続いている場合や、特定の皮膚・粘膜疾患が疑われる場合には、美容目的のピーリングより先に適切な診断が必要です。
そのためPreBeau Oral Careでは、施術前に現在の唇の状態を確認します。
ローマピンクとリップアートメイクの違い
この2つは目的と方法が異なります。
リップアートメイク
リップアートメイクは、針を使用して皮膚に色素を入れ、唇の色や輪郭をデザインする施術です。
希望する色やデザインを作りたい方に適した選択肢があります。
ローマピンク
一方、ローマピンクは、新しい色を入れることを主目的とした施術ではありません。
唇の表面にアプローチし、くすみや色素沈着が気になる方の色調改善を目指します。
そのため、
「好きなピンク色を選んで、その色にする」
という施術ではありません。
最終的な色調は、ご自身のもともとの唇の色や状態によって異なります。
ローマピンクは「針を使わない」のが特徴
ローマピンクでは、リップアートメイクのように色素を入れるための針は使用しません。
「唇に針を使う施術には抵抗がある」
「色を入れるのではなく、今ある唇のくすみをケアしたい」
という方にとって、検討できる選択肢のひとつです。
ただし、針を使わない=刺激やダウンタイムが一切ないという意味ではありません。
施術後には乾燥、ヒリつき、赤み、皮むけなどがみられることがあります。
施術後はどうなる?皮むけやダウンタイムについて
ローマピンク施術後には、一時的に唇の状態が変化することがあります。
患者さんによって異なりますが、
- 乾燥
- つっぱり感
- ヒリつき
- 赤み
- 薄い皮むけ
- 一時的な色調の変化
などが起こる可能性があります。
ここで大切なのは、皮を無理に剥がさないことです。
気になっても指で剥がしたり、強くこすったりすると、刺激や炎症につながる可能性があります。
保湿を含め、指示されたアフターケアを続けます。
実際の施術後の経過については、
ローマピンク施術後のダウンタイム・皮むけを紹介した体験記事
も参考になります。
なぜアフターケアが重要なの?
ローマピンクでは、施術当日だけでなく施術後のホームケアまで含めてひとつのプログラムとして考えています。
唇は、
- 食事
- 飲み物
- 会話
- 歯磨き
- リップメイク
- 紫外線
- 乾燥
など、日常生活の中で常に刺激を受ける部位です。
施術後に乾燥した状態のままにしたり、強い摩擦を繰り返したりすると、望ましい経過を妨げる可能性があります。
そのため、PreBeau Oral Careでは専用アフターケア製品を使用しながら、唇をできるだけ刺激しない状態で経過をみていただきます。
なぜ3か月間のアフターケアを行うの?
PreBeau Oral Careでは、ローマピンク施術後に約3か月間の専用アフターケアをお願いしています。
ここは誤解されやすいところです。
「唇の細胞は必ず3か月で入れ替わる」
「3か月使えば色素沈着が必ず再発しなくなる」
という意味ではありません。
3か月は、ローマピンクの施術プロトコルとして推奨している継続ケア期間です。
皮膚・粘膜の色素沈着に対する外用ケアは、短期間だけで結果を判断するのではなく、一定期間経過をみながら使用する考え方があります。
ただし、ローマピンクそのものについて「全員に3か月使用すれば同じ結果になる」という医学的保証があるわけではありません。
経過には個人差があります。
専用アフターケアクリームの費用
現在PreBeau Oral Careでは、
専用アフターケアクリーム:13,200円(税込)/1本
です。
当院では3か月間の継続使用をお願いしているため、基本的には3本分を使用します。
施術料金とは別になります。
現在の料金については、必ず最新のPreBeau Oral Care料金表をご確認ください。
ローマピンクの施術料金
現在のPreBeau Oral Careでのリップピーリング料金は、
99,000円(税込)
です。
アフターケアクリームは施術料金に含まれません。
料金は今後変更される場合がありますので、ご予約前に最新の料金表をご確認ください。
ローマピンクを含むリップ&ガムピーリングの詳細については、
をご覧ください。
ローマピンクは1回で終わる?
施術自体の回数と、その後の経過は患者さんによって異なります。
ローマピンクでは、施術当日の見た目だけで判断するのではなく、その後のホームケア期間を含めて経過をみることが重要です。
また、
- もともとの唇の色
- 色素沈着の程度
- 乾燥
- 摩擦習慣
- 喫煙
- 紫外線曝露
- アフターケア
などによっても経過は異なります。
「1回で必ずこの色になる」という結果を保証することはできません。
ローマピンクでどんなピンク色になる?
これは非常によくある質問です。
ローマピンクはアートメイクではないため、
「この色にしてください」
と色を指定する施術ではありません。
また、
「赤ちゃんのようなピンク色になる」
とすべての方に保証できるものでもありません。
変化の程度や最終的な色調には個人差があります。
もともとの唇の色調や色素沈着の状態を確認したうえで、現実的に期待できる変化について説明することが大切です。
どんな人に向いている?
例えば、
- 唇のくすみが気になる
- 唇の色素沈着が気になる
- リップメイクをしていないときの色が気になる
- リップアートメイクとは別の方法を探している
- 針で色素を入れることに抵抗がある
といった方が相談されることがあります。
ただし、すべての唇の変色が美容施術の対象になるわけではありません。
状態によっては別の診療科での評価をおすすめする場合もあります。
施術を受ける前に伝えてほしいこと
カウンセリング時には、
- 過去の化粧品アレルギー
- ピーリング製品への反応
- 唇に繰り返す炎症
- 口唇ヘルペスの既往
- 現在使用している外用薬
- 妊娠・授乳など
- 現在治療中の疾患
などがあれば、必ずお伝えください。
唇に強い炎症や傷、感染などがある場合には、施術を延期することがあります。
「ローマピンク=医学的に必ず黒ずみを治す治療」ではありません
YMYLの観点から、ここは明確にしておきたい点です。
ローマピンクは、唇の色調や見た目に関する美容的な施術です。
色素沈着の原因によっては、期待した改善が得られない場合もあります。
また、唇の変色には美容的な色素沈着以外の原因が隠れていることもあります。
そのため、原因がはっきりしない変色、急に生じた色の変化、痛みや潰瘍を伴う場合などは、美容施術だけで対応しないことが重要です。
PreBeau Oral Careが大切にしていること
PreBeau Oral Careでは、歯科治療だけでなく口元全体について、
できるだけ組織への負担を抑えながら、必要なケアを選ぶ
という考え方を大切にしています。
ただし、「低侵襲」という言葉を理由に、効果や安全性を過大に表現することはしません。
施術にはメリットだけでなく、
- 刺激
- 皮むけ
- ダウンタイム
- 個人差
- アフターケアの必要性
- 希望する色にならない可能性
があります。
それらを理解したうえで選択していただくことが大切だと考えています。
よくある質問
ローマピンクとは何ですか?
ローマピンクは、唇のくすみや色素沈着が気になる方を対象としたリップピーリング系の施術です。リップアートメイクのように針で新しい色素を入れることを目的とした施術ではありません。
ローマピンクは1回でピンク色になりますか?
変化の程度や経過には個人差があり、1回の施術で特定の色になることを保証するものではありません。施術後のホームケアを含めて経過をみます。
なぜ3か月アフターケアをするのですか?
PreBeau Oral Careでは、ローマピンクの施術プロトコルに基づき、約3か月間のホームケアをお願いしています。3か月で必ず同じ結果になるという意味ではなく、施術後の唇をケアしながら経過をみるための期間です。
ローマピンクは痛いですか?
刺激の感じ方には個人差があります。針で色素を入れる施術ではありませんが、施術中・施術後にヒリつきや刺激を感じる可能性があります。
ローマピンクは皮むけしますか?
施術後に乾燥や薄い皮むけがみられることがあります。無理に皮を剥がさず、指示されたアフターケアを行ってください。
リップアートメイクとの違いは何ですか?
リップアートメイクは針を使って色素を入れ、色や輪郭をデザインする施術です。ローマピンクは新しい色素を入れることを目的とせず、唇のくすみや色調にアプローチします。
ローマピンクの料金はいくらですか?
PreBeau Oral Careでは、現在リップピーリングが99,000円(税込)、専用アフターケアクリームが1本13,200円(税込)です。アフターケアクリームは施術料金には含まれません。最新料金は公式料金表をご確認ください。
東京・赤坂でローマピンクを検討している方へ
ローマピンクを検討するときに重要なのは、
「どれくらいピンクになるか」だけで選ばないこと
です。
今の唇の色がなぜ気になるのか、施術の適応があるのか、どのような経過が考えられるのか、アフターケアを継続できるのかまで確認してから決めることをおすすめします。
PreBeau Oral Careでは、現在の唇の状態を確認したうえで、施術内容、注意点、費用、アフターケアについて説明します。
詳しくは、
をご覧ください。
参考情報
色素沈着およびケミカルピーリングに関する一般的な皮膚科学的背景については、以下のレビュー等が参考になります。
Sarkar R, et al.
Chemical Peels for Melasma and Hyperpigmentation.
Dermatology Research and Practice. 2012.
Sarkar R, et al.
Cosmeceuticals for Hyperpigmentation: What is Available?
Journal of Cutaneous and Aesthetic Surgery. 2013.
※これらは色素沈着や外用・ピーリングに関する一般的な医学情報であり、ローマピンク固有の有効性や「3か月」という施術プロトコルを直接証明する研究ではありません。
執筆・監修
毛利 国安(Kuniyasu Mori, DDS)
PreBeau Oral Care 院長
本記事は唇の色素沈着および美容的リップケアについての一般的な情報を提供するものであり、個別の診断や治療を代替するものではありません。施術の適応、経過、効果、副反応には個人差があります。