【削らない治療】ホワイトスポットより厄介な「ブラウンスポット」。アイコン単独治療のリスクと確実な改善法
こんにちは。赤坂の歯科医院「PreBeau(プレビュー)」です。
歯の表面にできる白い斑点「ホワイトスポット」にお悩みの方は多くいらっしゃいますが、実はそれ以上に治療が難しく、厄介なのが茶色く変色した「ブラウンスポット」です。
当院では「歯を削らない治療」を第一に掲げており、その代表的な治療法として「アイコン(Icon)」を用いたアプローチを行っています。しかし、ブラウンスポットに関しては「とりあえずアイコンを塗れば治る」という単純なものではありません。
今回は、アイコン治療の公認講師としての視点から、ブラウンスポットに対する正しい治療法と、アイコン単独治療に潜むリスクについてお話しします。
ブラウンスポットに「アイコンだけ」を行うリスク
アイコン(Icon)は、歯の表面の初期むし歯や白濁(ミネラルが抜け出た状態)の隙間に特殊な樹脂を浸透させ、削らずに色調を改善する画期的な治療です。
しかし、ブラウンスポットは単にミネラルが抜けているだけでなく、その隙間に深い色素沈着(着色)が入り込んでいる状態です。この色素をしっかり処理せずにアイコンだけを浸透させてしまうと、どうなるでしょうか?
実は、茶色い色素が内部に閉じ込められてしまい、かえって変色が目立ってしまったり、不自然な仕上がりになったりするリスクがあります。一度アイコンで固めてしまうと、後からその下にある色素を抜くことは非常に困難になります。
美しい仕上がりのための「コンビネーション治療」
ブラウンスポットを根本から、そして自然な美しさに改善するためには、お口の状態に合わせた「コンビネーション治療」が不可欠です。PreBeauでは、アイコンを行う前に以下のようなステップを患者様の状態に合わせて慎重に選択・併用します。
- ホワイトニングの併用 まずは歯全体、あるいは患部の色素をホワイトニングでしっかりと分解し、ベースとなる歯の色調を整えます。これにより、ブラウンスポットと周囲の歯のコントラストを下げます。
- オパールラスター(微小研磨)によるアプローチ ホワイトニングだけでは取りきれない表層の強固な着色に対しては、オパールラスターなどの専用材料を使用し、歯へのダメージを最小限に抑えながら極めて微小な研磨(マイクロアブレーション)を行います。
これらの下準備を徹底して行い、色素が抜けて綺麗になった歯の構造に、最終的な仕上げとしてアイコンを浸透させることで、初めて「削らずに、自然で美しい歯」を取り戻すことができるのです。
年間200症例以上の経験から導き出す、最適な診断
私自身、勤務医時代(霞が関デンタルオフィス、新宿野村ビル歯科クリニック)には、こうしたホワイトスポットやブラウンスポットの治療を年間200名以上担当してまいりました。
これまで多くの患者様から「ずっと悩んでいた斑点が消えて、思い切り笑えるようになった」と、口コミ等でも大変ありがたいお言葉とご満足の声をいただいております。その経験の中で痛感しているのは、「魔法の薬は存在せず、一人ひとりの歯質や症状の深さに合わせた『見極め』こそが最も重要である」ということです。
おわりに
ブラウンスポットは、決して「削って詰める」しかない症状ではありません。しかし、適切な手順を踏まない治療は、望まない結果を招くこともあります。
PreBeau(プレビュー)では、予防(Preventive)と美(Beauty)を両立させるため、精密な診断のもと、患者様の歯に最も負担が少なく、かつ確実な治療計画をご提案いたします。
過去に治療が難しいと言われた方や、他院での治療に不安を感じている方も、ぜひ一度、赤坂の当院までご相談ください。あなたの笑顔の質を上げるお手伝いをさせていただきます。