
インプラントのメンテナンスは何をする?頻度・クリーニング・自宅ケアと周囲炎予防
「インプラントのメンテナンスでは何をするの?」 「3か月に1回と言われたけれど、ずっと通う必要がある?」 「普通の歯のクリーニングと何が違う?」 「他院で入れたインプラントでもメンテナンスしてもらえる?」 インプラント治療が終わると、「もう治療は終わった」と感じる方もいるかもしれません。 しかし、インプラントを長期的に維持するためには、治療後の**supportive peri-implant maintenance(支持的インプラントメンテナンス)**が重要です。 インプラントそのものは虫歯にはなりません。 一方で、その周囲の歯ぐきや骨には、 インプラント周囲粘膜炎 や インプラント周囲炎 が起こることがあります。 そのためメンテナンスでは、単に「歯をきれいにする」だけではなく、 まで確認することが重要です。 PreBeau Oral Careでは新しいインプラントの埋入手術は行わず、他院で埋入されたインプラントのメンテナンス・インプラント周囲炎の非外科的ケアを行っています。 インプラントのメンテナンスでは何をする? すべての患者さんにまったく同じ処置を行うわけではありません。 インプラントの状態やリスクに応じて内容を調整しますが、大きく分けると次のような項目を確認します。 1. インプラント周囲の歯ぐきを確認する まず重要なのが、インプラント周囲組織の診査です。 確認する項目には、 などがあります。 特に**プロービング時出血(bleeding on probing)**は、インプラント周囲粘膜の炎症を評価する重要な所見です。 「痛くないから大丈夫」 「グラグラしていないから問題ない」 とは限りません。 炎症は自覚症状が少ない状態でも認められることがあります。 出血・腫れ・膿・臭いなどについては、インプラント周囲炎の初期症状とは?出血・腫れ・膿・臭い・骨吸収のサインで詳しく解説しています。 2. 必要に応じて骨の状態を確認する インプラント周囲炎では、炎症だけでなく支持骨の進行性喪失が問題になります。 しかし骨吸収は、自分で鏡を見ても分からないことがあります。 必要に応じてエックス線画像を用いて、 などを確認します。 可能であれば、インプラント上部構造を装着した時点などの基準となる画像があると、現在との比較がしやすくなります。 他院で治療したインプラントの場合は、以前の画像やインプラントカードなどがあれば持参すると役立ちます。 詳しくは、他院で入れたインプラントのメンテナンスは受けられる?転院・違う歯医者で診てもらうときの注意点をご覧ください。 3. プラーク・バイオフィルムを除去する インプラント周囲の炎症には、プラーク・バイオフィルムが重要な役割を持ちます。 そのため専門的なメンテナンスでは、患者さん自身では取りきれないバイオフィルムや沈着物を除去します。 使用する器具・方法は、 などを考えて選択します。 大切なのは、 「インプラントにはこの機械だけを使えばよい」 という考え方ではありません。 現在の研究では、エアポリッシング、超音波器具、その他の適切な機械的デブライドメントなど、複数の方法が使用されています。 エアフロー・パウダークリーニングはインプラントにも使える? […]