子どもの「お口ぽかん」はなぜ起こる?口呼吸と歯並びの関係を歯科医師が解説
Last Updated on 1 day ago by prebeau
「気がつくと、いつも子どもの口が開いている。」
保護者の方から、このようなご相談を受けることがあります。
いわゆる「お口ぽかん」です。
口が開いていることだけで病気と判断することはできませんが、日常的に口が開いている場合には、一度その原因を考えてみることが大切です。
たとえば、
・鼻が詰まりやすい
・口呼吸が習慣になっている
・舌の位置が低い
・唇を自然に閉じにくい
・口腔周囲の筋肉の使い方に特徴がある
など、さまざまな可能性があります。
また、口呼吸と歯列・顔面発育の関係については研究が行われていますが、「口呼吸をしているから必ず歯並びが悪くなる」と単純化することはできません。
2021年の系統的レビュー・メタ解析でも、口呼吸と顔面骨格・不正咬合との関連が検討されています。
そのため、口呼吸が気になるお子さまでは、歯並びだけを見るのではなく、鼻の通りや舌の位置、口唇閉鎖なども含めて状態を確認することが重要です。
必要に応じて耳鼻咽喉科など他の医療機関との連携が必要になる場合もあります。
プレオルソは、こうした成長期のお口の環境を考える治療の一つですが、「口が開いている=プレオルソ」というものではありません。
まず原因を考える。
そして必要な治療を選ぶ。
PreBeau Oral Careでは、この順番を大切にしています。
関連ページ:
こどものプレオルソ
参考文献:
PubMed:Mouth breathing in children and its impact in dental malocclusion
PubMed:Effects of mouth breathing on facial skeletal development in children
執筆・監修:院長 毛利国安