【院長解説】唇の黒ずみを綺麗に!「ローマピンク」のダウンタイムと正しい過ごし方
こんにちは。東京・赤坂(アーベイン赤坂5階)にあるPreBeau Oral Care院長の毛利国安(Kuniyasu Mori)です。
当院が大切にしている「予防(Preventive)」と「美(Beauty)」の視点から、口元の印象をパッと明るくする「唇のケア」についてお話しします。
最近、唇の色素沈着やくすみを綺麗にする「ローマピンク」という施術が注目されており、「ダウンタイム(皮むけの期間)はどれくらい?」「痛くないの?」と気になって検索される方が増えています。
今回は、なるべくお体や組織に負担をかけない(低侵襲な)治療を追求する専門家の視点から、ローマピンクのダウンタイムの正しい知識と、より早く綺麗な唇を手に入れるためのコツをQ&A形式で分かりやすく解説します。
Q1. ローマピンクのダウンタイム(皮むけ)は、どれくらいの期間続きますか?
A. 完全に皮がむけ終わって、綺麗な状態に落ち着くまで「約1週間」が目安です。
施術直後からすぐに綺麗なピンク色になるわけではなく、以下のようなステップで唇が生まれ変わっていきます。
- 施術直後〜当日: 薬剤が反応し、唇が一時的に白っぽくなることがあります(数時間で落ち着きます)。
- 翌日〜3日目: 唇の表面が少し突っ張るような、皮が厚くなったような感覚が出てきます。
- 3日目〜7日目: 口の端(口角)や内側から、徐々に古い皮が自然にポロポロと剥がれ始めます。
- 約1週間後: 皮むけが終わり、本来の血色感のある自然なピンク色の唇が現れます。
Q2. 皮がむけている間、絶対にやってはいけないNG行動はありますか?
A. 「無理に皮をはがすこと」と「乾燥させること」は絶対にNGです。
ダウンタイム中、ピロピロと皮がめくれてくると、つい指でつまんで剥がしたくなってしまうと思います。しかし、これは綺麗に仕上げるための最大の失敗ポイントです。
唇は、普通の皮膚に比べてバリア機能がとても弱く、デリケートな部分です。下で新しい綺麗な唇が準備中なのに、上の皮を無理やり剥がしてしまうと、傷がついて強いダメージ(炎症)が起きます。肌はダメージを受けると、それを守ろうとしてメラニン(黒ずみの原因)を大量に作ってしまうため、「せっかく施術したのに、かえって黒ずんでしまった」という逆効果になりかねません。
ダウンタイムの1週間は、口紅などのメイクはお休みし、ワセリンなどで「常に唇が潤っている状態(湿潤環境)」を保つことが、一番の近道です。
Q3. 昔のピーリングと比べて、ダウンタイムや痛みが少ないのはなぜですか?
A. 強い酸で「溶かす」のではなく、植物成分と「LEDの光」で自然に生まれ変わらせるからです。
これまでのピーリング治療は、強い酸を使って古い角質を強制的に溶かして剥がす仕組みだったため、唇のような薄い部分ではピリピリとした痛みや、長いダウンタイムがありました。
一方、ローマピンクは100%植物由来の優しい成分(カモミールやアボカドオイルなど)を塗り、そこに特殊なLEDの光を当てることで、成分を奥まで届けます。組織を無理に壊すのではなく、細胞が自然に新しく生まれ変わる力(ターンオーバー)を優しく後押しする仕組みです。
これは、当院が医療ホワイトニングなどでも大切にしている「ご自身の組織をなるべく傷つけずに美しさを引き出す」という考え方ととてもよく似ており、麻酔を使わなくても痛みがほとんどないのが特徴です。
Q4. ダウンタイムが終わった後、綺麗な色を長持ちさせるコツはありますか?
A. 皮むけが終わってからの「専用クリームによる3ヶ月間の保湿ケア」がとても重要です。
「1週間で皮がむけ終わったからケアも終了」ではありません。皮むけが終わった7日目以降から、専用のアフターケアクリームを1日3回塗るケアをスタートします。
「なぜ3ヶ月も?」と思われるかもしれませんが、これには理由があります。唇の奥に潜んでいるメラニンが完全に外へ押し出され、細胞がすっかり新しい綺麗な状態として定着するまでに、約3ヶ月のサイクルが必要だからです。
この期間に、美容成分たっぷりのクリームでしっかり保湿とケアを続けることで、再び黒ずんでしまうのを防ぎ、長期間にわたって明るいトーンをキープすることができます。
唇の色がワントーン明るくなるだけで、お顔全体の清潔感や若々しさは驚くほどアップします。ダウンタイム中の「触らない・乾燥させない」というルールをしっかり守って、理想の口元を手に入れてください。
より詳しいピーリング治療の流れについては、以下のページもぜひご参照ください。