【小児矯正】前歯が閉じない「開咬」と舌の癖を改善する「プレオルソ・タイプII」
Last Updated on 6 days ago by prebeau
執筆:歯科医師 毛利国安(PreBeau Oral Care 院長プロフィール)
「奥歯はしっかり噛んでいるのに、上下の前歯の間に隙間が空いている」という状態は、専門用語で「開咬(オープンバイト)」と呼ばれます。この開咬の治療に特化して設計されているのが、プレオルソの「タイプII」です。
【対象となる歯並び・症状】
- 開咬(オープンバイト): 噛み合わせたときに前歯が開いてしまう状態
- タングスラスト(舌突出癖): 飲み込むときに舌を前歯に押し付ける癖があるお子様
【装置の仕組み】
前歯が噛み合わなくなる原因の多くは、無意識のうちに上下の前歯の間に舌を押し出してしまう「タングスラスト」や、指しゃぶりなどの悪習癖にあります。飲み込む動作(嚥下)のたびに舌で前歯を強く押してしまうため、隙間がさらに開いてしまうのです。公式情報でも、この悪習癖へのアプローチの重要性が説かれています。
口呼吸や舌の癖、指しゃぶりなどの悪習癖は、正しい顎の成長の妨げになります。プレオルソはこれらの悪習癖を改善し、正しい舌の位置や呼吸法を獲得させることを目的としています。 出典:プレオルソ公式ホームページ(大塚矯正歯科クリニック)
タイプIIは、この前歯部へ舌が入り込むのを物理的にブロックする構造になっています。
【タイプIIの特徴】
強固な舌の悪習癖を防ぎながら、舌尖(舌の先)を上顎の正しい位置へと導く「機能の再教育」に特化しているのが特徴です。自らの筋肉の力で正常な噛み合わせの重なりを作り出すため、発音の改善(サ行やタ行など)にも繋がり、矯正治療後の後戻りを防ぐ効果が期待できます。
根本的な原因にアプローチする当院の診療方針については、プレオルソによる根本的な筋機能改善についてにてご案内しております。
引用・参考文献リスト
- 出典:大塚矯正歯科クリニック.「プレオルソ公式ホームページ」
- 出典:大塚矯正歯科クリニック.「治療について – プレオルソマウスピース ラインナップ」
- 関連ページ:PreBeau Oral Care.「小児予防矯正装置 プレオルソのご案内」