【小児矯正】1期矯正の全種類を徹底比較!当院が「プレオルソ」を選ぶ医学的根拠
Last Updated on 1 week ago by prebeau
記事執筆社:PreBeau Oral Care 院長 毛利国安
お子様の歯並びや顎の成長、または日常的な「お口ぽかん(口呼吸)」にご不安を抱える親御様は少なくありません。小児期の矯正(1期矯正)にはいくつかの種類が存在し、それぞれの装置に異なる役割があります。
本記事では、1期矯正の代表的な種類とそれぞれのメリット・デメリットを客観的に比較・解説します。さらに、数ある選択肢の中からなぜ当院が「プレオルソ」を導入しているのか、その医学的な根拠をお伝えします。
※当院が提供するプレオルソの具体的なプログラム、適応症、費用などについては、メインページであるプレオルソ(小児マウスピース式矯正)の治療内容と詳細にて総合的に解説しております。あわせてご覧ください。
1期矯正(小児矯正)の主な種類と特徴
小児矯正の最大の目的は、歯を強引に並べることではなく、顎の自然な成長を利用して将来大人の歯が綺麗に並ぶための「土台(スペース)作り」を行うことです。
1. マウスピース型機能的矯正装置(プレオルソなど)
- 特徴: 口の周りの筋肉(口輪筋)や舌の正しい使い方を訓練し、顎の自然な発達を促す取り外し式の装置です。
- メリット: 柔らかい素材のため痛みが少なく、取り外し可能で衛生的です。歯並び悪化の根本原因となりやすい「口呼吸(お口ぽかん)」や「指しゃぶり」「舌の悪習癖」の改善(筋機能療法)が期待できます。
- デメリット: 日中(起きている時の指定時間)と就寝時の装着が必要であり、お子様ご本人の協力が不可欠です。
2. 床矯正(しょうきょうせい)
- 特徴: ネジが組み込まれたプラスチック製のプレートを使用し、顎の幅を横に広げる装置です。
- メリット: 取り外しができるため、食事や歯磨きが普段通りに行えます。
- デメリット: プラスチックの面積が大きいため、装着時の違和感や喋りにくさが出やすい傾向があります。顎を物理的に広げることに特化しており、口周辺の筋肉の癖(根本原因)を治す機能はありません。
3. 固定式拡大装置(急速拡大装置・クワドヘリックスなど)
- 特徴: 歯に直接セメントで接着し、機械的な力で強力に上顎の骨などを広げる装置です。
- メリット: お子様の装着忘れがなく、確実かつスピーディーに顎を広げることができます。
- デメリット: 取り外しができないため汚れが溜まりやすく、虫歯リスクが高まります。また、装着直後は強い圧迫感による痛みや喋りにくさを伴うことがあります。
4. 顎外固定装置(ヘッドギア・フェイシャルマスクなど)
- 特徴: 頭や首、おでこなどを固定源として、上顎や下顎の成長を促進または抑制する装置です。
- メリット: 強い出っ歯や受け口など、骨格的なズレに対して非常に高い効果を発揮します。
- デメリット: 装置が顔の外に出るため見た目の心理的ハードルが高く、自宅内での長時間の装着においてお子様への物理的・精神的負担が大きくなります。
なぜ当院は「プレオルソ」を導入しているのか?(医学的根拠)
PreBeau Oral Careでは、小児の1期矯正において主に「プレオルソ」を採用しています。その理由は、単に歯や顎を物理的に動かす対症療法ではなく、「歯並びが悪くなる根本的な原因(口呼吸、舌の誤った位置、嚥下癖)」に直接アプローチできるためです。
- 「お口ぽかん」の改善と全身の健康への寄与 歯並びを整えるだけでなく、口呼吸から鼻呼吸への移行を促すことは、アレルギー疾患のリスク軽減、睡眠の質の向上、集中力の維持など、お子様の長期的な全身の健康に直結します。
- 日本人の骨格に合わせた専用設計 プレオルソは日本の歯科医師によって開発されており、海外製の機能的装置と比較して、アジア人特有の顎のサイズや口腔構造にフィットしやすいという臨床的な優位性があります。
- 低侵襲(非侵襲)という当院の治療哲学との合致 削らない治療や予防を重視する当院の低侵襲なアプローチに、ポリウレタン製で柔らかく痛みの少ないプレオルソは非常に合致しています。
プレオルソに関するよくある質問(FAQ)
Q1. 装着中に痛みはありますか? A. ワイヤー矯正や固定式装置のような強い痛みはほとんどありません。使い始めは違和感や唾液が多くなることがありますが、数日〜数週間で自然に慣れていきます。
Q2. 1期矯正(プレオルソ)だけで歯並びは完璧になりますか? A. 最大の目的は「正しい顎の成長を促し、歯が並ぶ土台を作ること」です。1期矯正を行うことで、将来的な2期矯正(ワイヤーやマウスピース)が不要になる、あるいは抜歯のリスクを大幅に減らし治療期間を短縮できる可能性が高まります。しかし、歯の細かな向きやねじれを完全に整えることを100%保証するものではありません。
Q3. 何歳頃から始めるのが良いでしょうか? A. 当院では、顎の成長が活発な4歳〜7歳頃をプレオルソ治療の最適なスタート時期と考えております。「お口ぽかん」やいびきが気になる場合は、この時期を目安にご相談いただくことをおすすめします。
おわりに
お子様の健やかな成長のためには、適切な時期に、根本原因にアプローチする治療を行うことが極めて重要です。装置ごとの違いをご理解いただいた上で、お子様に最も負担の少ない方法をご検討ください。
当院での具体的な治療ステップや費用、プログラムの詳細については、以下のメインページにて詳しく解説しております。 ▶︎ プレオルソ(小児マウスピース式矯正)の治療内容・費用・流れの詳細はこちら
当院では、患者様にリラックスしてお過ごしいただけるよう、プライバシーに配慮した個室や半個室の診療室をご用意しております。お子様の歯並びや口呼吸のことでお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
【医院情報】 PreBeau Oral Care 東京都港区赤坂3-15-5 501号
参考文献
当記事は、口腔周囲筋の機能不全や口呼吸が顎顔面の発達および不正咬合に与える影響に関する以下の学術的知見、および装置の公式情報を基に執筆されています。